アーカイブ配信 : ~2024.5.6.
見た場所 : 香川県・琴平 旧金比羅大芝居(金丸座)での上演をオンラインで視聴
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 香川県の観光のHPに

 「天保6年(1835)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。」

 「「金丸座」の名称は明治33年につけられたものです。昭和45年に国の重要文化財に指定され、昭和47年から4年間の歳月をかけて現在の場所に移築復原しました。昭和60年から「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、四国路に春を告げる風物詩となっています。また、平成15年度に復原及び耐震構造補強工事(平成の大改修)が行われ、調査中に発見された痕跡を検証し、「ブドウ棚」と「かけすじ」 を復原してより江戸時代の情緒あふれる姿に再現されています。」

 などと紹介されている金丸座の歌舞伎公演だ。

 関東住まいの私としては四国まではなかなか赴けない。最古の芝居小屋も見てみたいことは見てみたいのだが、今回は生配信があると知り、申し込んだ。



 

〈松竹梅湯島掛額〉
ここは本郷駒込の吉祥院、「紅長(べんちょう)」の名で知られる紅屋長兵衛たちが木曽の軍勢から逃れるために避難しています。紅長は、居合わせた八百屋の娘お七が、小姓の吉三郎との叶わぬ恋に嘆く様子を見て慰めます。そこへやってきたのはお七を愛妾にと望む源範頼の命を受けた釜屋武兵衛と長沼六郎。紅長はお七を詮議から逃すため隠しますが…。
吉祥院の騒動からしばらく経った雪の宵。愛しい吉三郎に会いたい一心のお七は、閉じられた木戸を開けるために火の見櫓へ上り…。
「吉祥院お土砂の場」は、かけると身体がぐにゃぐにゃになるという“お土砂”という粉を使って、紅長がお七の恋を手助けしようと、面白おかしく活躍する姿がみどころ。がらりと変わり、次の「四ッ木戸火の見櫓の場」では、降りしきる雪のなか、「人形振り」の演技でお七が恋に一途な思いを表現します。趣向あふれる二場面をご覧いただきます。
                                         (歌舞伎オンデマンドより)
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 染五郎が… と、つい言ってしまうのだが (^_^;) 今の幸四郎が、座長として何とか盛り上げようとしている感じがした。アドリブ満載!?
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 八百屋お七よりは“お土砂(おどしゃ)”で役者が遊ぶ感じを楽しめればいいのか?

〈教草吉原雀〉
江戸の吉原仲之町へやって来たのは男女の鳥売り。二人は生き物を放つ放生会の由来や廓の間夫と女郎の様子を踊ってみせます。そこへ鳥刺しも加わり賑やかになりますが、鳥刺しは鳥売りの様子を怪しみます。鳥刺しが詰め寄ると、鳥売りの男女は雀の精の本性を顕し…。
葭切(よしきり)の異名をもつ「吉原雀」を吉原の遊客に見立てて、鳥売りの男女がその様子を艶やかに踊る長唄の舞踊です。今回は鳥刺しが絡んでの、大時代で派手な演出をお楽しみください。
                                         (歌舞伎オンデマンドより)
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 舞はよく分からない。ストーリーを読んでおいて良かった。

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 カーテンコールがあった。



付録:

特典映像「ようこそ金丸座へ」 構成
▶松本幸四郎がご案内! 「金丸座バックステージ・ツアー」

▶「スペシャルインタビュー」 出演者・関係者が語る『こんぴら歌舞伎』の魅力

▶香川県琴平町での「お練り」セレモニー

▶都内の稽古風景や金丸座での舞台稽古など一部公開!

▶コロナ禍を経て5年ぶり、ついに迎えた舞台初日の賑わい  など多数の貴重な映像を収録!

(約67分)
                                         (歌舞伎オンデマンドより)