見た日 : 2024.4.16.
見た場所 : 東京 新宿ピカデリー
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 米国はニューヨーク、ブルックリン。
 オペラ作曲家のスティーブンと精神科医のパトリシア夫妻が、パトリシアの連れ子で18歳のジュリアンと暮らしている。内向的でインドア派のスティーブンは絶賛スランプ中だ。パトリシアにあてどなく犬の散歩をしてこいと家から放り出される。
 ふとバーの前を通りかかり、他に客のいないのを確かめて思い切って入店する。ところが先客がいた。その女性はスティーブンの隣席に移って話しかけてくる。タグボートの船長カトリーナだ。
 カトリーナの招待を受けたスティーブンはタグボートに乗り込む。するとカトリーナが…。
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 無計画に思いもしない体験をすることが芸術制作の刺激になると妻に送り出されたが、本当に想定外の方向に人生が回っていく。
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 プロデューサーを務めたパトリシア役のアン・ハサウェイは実に大胆なシーンを演じている。これって… 途中までもっと先までいく気かと思ったけど、どういう意味だった?
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 古風というか、懐古趣味の男が出てくる。故きを温めても新しきを知ることのない人間だ。そして場を(家庭を)支配したがる。イヤだな、こーゆーヤツ。
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 降って湧いたようなカトリーナとの出会いが夫婦の日常を変えていく… のだが、公式HPで公表していない部分はあまり具体的には言いにくい。ブルース・スプリングスティーンが主題歌“Addicted to Romance”を歌っているので恋愛依存症という言葉は出してもいいだろうな。
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 昔、そういう知り合いがいた。漁りには出かけないものの、手近なところにゾッコン惚れ込んでしまう。治療を受けたそうだがその担当医にまで恋愛感情を抱いたようだった。どうしてるかな。
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 まあ、なるようになったのか。(映画の話)