家族の週末の趣味のインラインスケート。

馴染みの常連さんに教えてもらいながら、少しずつ上達。

何?インラインスケート?
ただ滑れるだけでしょ。
と思ったそこのあなた。

違うんですよ。
一直線に並べたパイロン(コーン)を色々な技をしながら通過するスラロームという競技があります。

子どものうまいことうまいこと。

最近の私たちの先生は、小学3年生のRくん。

めちゃくちゃうまいです。

すごいねーびっくり
速いなーびっくり
と心から感嘆していると、
彼は色々話してくれるようになった。

夏休み前、彼は
スケートがあまり楽しくないと言っていた。
楽しくて自由に滑れた時は、
すっごく楽しかったらしい。
でも、休みは必ずやらなくちゃいけないし、
休めないし辛いと。

そっかあ。
あんなに上手でも辛くなるんだね。
Rくん、大丈夫かな。
と、時折我が家でも話題に出ていました。

夏休み中はタイミングが合わず、会わなかった。

今日久々に遭遇。
ひと月、会っていませんでした。

平日、学校の後も、
習い事の前も自主練していたらしい。

今日も素晴らしい技をたっぷり見せてくれました。

なんでRくんは、こんなに話しかけてくれるのだろう。疑問が湧きます。

もしかしたら、
なのですが、
私たちは毎回、本当に心からすごいと思って、

速いなあ。すごい。
スケーティングが滑らかだ! 
と声をかけています。

彼が所属している団体では、
彼がうまいのは普通で、
何ならもっと上手な人がいるのようなので、
声をかけられることはなさそうでした。

今日、彼に
「Rくん、結局好きなんでしょう?
 スケート」

と声をかけると、
「うん。」
と彼。

「そっか。好きでやってても、
 もっとできるようになりたいと

 思うと辛いこともあるよね。

 Rくんほど上手なら、

 できない技がないと

 思っていたよ。」


「そんなわけないじゃん。

 そんなに簡単にできちゃうなら、

 世の中どうなっちゃうんだ。」

と深いことを言いながら、スケートですいーっと去っていきましたニヤリ


子どもは賢いおねがい


そして大切なことを教えてくれます。


お互いに頑張りを認め合う、伝え合う大切さ。


そして、好きなことも好きだからこそ向き合うことが辛くなってしまうことも。それで離れてしまったら、やっぱりもったいない。壁を乗り越えるには、やるしかない時があるんです。


Rくんのおかげで、

よーし、やるぞー!という気持ちが湧いてきました。


良い仲間ができたこと、

とてもありがたいです。


一緒にがんばろー。

我が家は、みんなでR君を応援しますウインク


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