アダルトチルドレンを卒業

アダルトチルドレンを卒業できたのが、30代中盤でした。
 
もしも、没頭アダルトチルドレン時代に母になっていたら、
 
私は情緒不安定で、泣いたりヒステリックになったりする母親に、
 
なっていたでしょう。
20代では、没アダルトチルドレン時代で、
 
泥沼恋愛しかできませんでした。
 
自分の傷が傷んで、まだ精神的に大人になれずにいたと思います。
 
 

 

祖母と母の場合

 

私の祖母は、23歳で母を産み、
母は、24歳で私を産みました。


そして私は、36歳で娘を産みました。


祖母と母は、出産が早く、祖母は曾孫の成長を見ることができています。
 

「私が24歳くらいで母親になっていたらな。もう、子供は15歳だな。」
そんな想像をすることがあります。
 

けれど、23歳で母親となった祖母は、
仕事ばかりで、姑に子育てを任せていました。


母は、放任されて育った反動か、超!がつく過干渉をする母となりました。
そんな環境で育った私。

 

20代はアダルトチルドレン症状全盛期

つまり自分がなく、人に影響を受けすぎる状態です。

 

泥沼恋愛しかできませんでした。

 

依存と共依存の世界に住んでいました。

 

母と私の関係を、そのまま関わる全ての人に投影していたため、友達や、同僚との関係もうまくいきませんでした。

本当に、人との関わり方が分からなかったんです。

 
自分の傷が傷んで、精神的に大人になれずにいました。
 
 

30代はコミュニケーションスキルを磨いた時期

オーラソーマというカラーセラピーのプラクティショナー(カウンセラー)の資格を取りました。
資格を取る過程で、自分に向き合い、人との関わり方を学びました。
 
コネクション・プラクティスというコミュニケーションスキルの方法も学びました。
感情のコントロール、見つめ方、扱い方を知ることができました。
 
何よりも、20代から続けてきた、教員としての経験が大きいです。
 
日々、子どもと向き合い、子どもの気持ちに寄り添うことで、
不思議なことに、寂しかった子ども時代をやり直したように
空っぽの心が満たされたように感じています。
 

 

誰もが「正しい時に、正しい場所に」いる

早く産んだ方がいいとか、経済的に安定してからの方がいいとか、
そういう、世間の基準で考えても、意味がないように思います。
 
理由は、その人にとって最適なタイミングで、物事は起こっているからです。
私には、このタイミングが良かったということ。
 
子どもと共に、乗り越えていく人生もあると思います。
私は、どうしても、祖母や母の連鎖、アダルトチルドレンの連鎖を
断ち切りたかった。
 
そのためには、このタイミングがベストでした。
今までの経験を活かして、子どもの気持ちに寄り添った生活ができるように
心がけています。
そして、私の人生も、より肯定的なものに変容しています。
 
誰もが「正しい時に、正しい場所に」います。
 
今の自分を楽しむこと。
できることは、シンプルだと実感しています。