憎しみの感情を手放したわけ。

中学生くらいから、親の過剰な愛情が重たくて、

 

距離を置きたいな、と思うようになりました。

 

大学生のときは、物理的に家を飛び出し、逃げ出すことを決行。

 

よくある話なのかもしれないけれど、

 

当時は、辛かったなあ。

 

それから、親を恨んでいました。

 

「私が苦しいのは、お母さんのせいだ!」と。

 

それから随分と月日が経ち、

 

「ああ、私の母は、愛し方を知らなかったのだ。」

 

と当時のことも、受け入れられるようになってきました。

 

私が、いい子でない私も受け入れて!

 

と母に主張するのであれば、

 

大人として、対等な立場の私も、

 

いい母親ができない母を受け入れる

 

段階にきています。

 

そのままの母を受け入れた上で、

 

私はどうしていきたいかを、決めればいいんです。

 

母を受け入れることと、

 

母の行動や言動通りに、

 

従うことは、イコールでつながりません。

 

母は母の生き方を貫けばいい。

 

私は私で、生きていきます。

 

そして、お互いのタイミングが合うときに、

 

そっと、通じ合える関係が、

 

私たちには、丁度良いようです。