役に立つから、愛をもらえるになっていない?
もしも、幼少期。
いいこと、いい行い、親が良しとする行動をするときだけ、
認められるような環境で育っていたら、
常に役立つ人でいようと、努力する習慣が身に付くかもしれません。
親の期待に沿うことを求められて、
そのときだけ、大事にしてもらえた。
自分の思いのまま過ごしたり、
やってはいけないとされる行動をしたりしたときに、
親に、無視されたり、
過剰にイライラされたり。
そういう環境にいると、
何もしてあげていない自分に、価値がないように思えてしまう。
いつも、誰かの役に立っていないと、
気持ちが落ち着かなくなってしまいます。
これが、ありのままの自分を愛すが分からなくなっている
状態の一つです。
このまま彼氏ができたとき、
ひたすら尽くす彼女を引き受けることがあります。
「この人は、私がいないとダメなの。」
役に立つ自分は、愛されるべき存在です。
世話する人と、世話される人の構図。
これは、支配する者と、支配されるもの、
と置き換えることができます。
このスタートでは、
対等なパートナーシップを築くのが難しい。
力のない人として、認定された彼氏。
信頼されていないような感覚が、
無意識の中に蓄積されて、怒りが溜まってくることがあります。
より、無気力になったり、
ヒモになったり、
暴力的になったり、、、、。
人と人との本当のつながりを考えると、
対等な関係の方が、健康的な感じがします。
そして、長続きします。
もしもそんな関係になっているなあ、と感じたら、
親に尽くしてきた子供の頃の自分を
思い出して、
ぎゅっと抱きしめてあげましょう。
子供だったのに、大人みたいに振るうようにして
親を支えていたんだね。
頑張ったね。
って。
ありのままの私もとっても愛おしい存在です