「間質性膀胱炎の痛みは、食べた物と繋がっています。」
受診の翌日、夫と近所のお店でスリランカカリー(辛口)を食べるという失態を犯した私は、その夜ジ、クジクとした鈍い痛みとトイレから出たとたんに沸き上がる「トイレに行かなきゃ!」という焦燥感と戦いながら、先生の言葉を噛みしめていました。
泌尿器科のwebサイトを見ると痛みリスクのある食品が紹介されているのですが、読みながら「この病気になると食べるものがなくなるな」と、他人ごとのように考えていました。
厚生労働省のガイドラインを見ると、患者の90%がコーヒー,紅茶,チョコレート,アルコール,トマト,柑橘類,香辛料,ビタミン Cで痛みが増悪すると書かれていました。
他の泌尿器科のwebサイトでは「大豆製品、加工肉、クランベリーやキウイなどの果物、防腐剤入りのパン、人工甘味料等など…今まで体にいいと思って口にしていた食材が痛みリスクの食材として挙げられていました。
ただ、食べると痛みが出る食材は人によって違う…人どころか体調やストレスで痛みが出る事もあるそうです。
本当に理不尽です。
辛口のカレーと痛みが頭の中で繋がったので、恐らく自分は間質性膀胱炎なんだろうと自覚しました。
病名の確定は膀胱内視鏡検査を受けるしかない事は診察の時に聞いていました。内視鏡検査で病変が見つかると「ハンナ型間質性膀胱炎」、何もなければ「非ハンナ型間質性膀胱炎若しくは症候群」になるそうですが、病院で処方してもらった消炎鎮痛剤も座薬も効かないし、食事で痛みがコントロールできるなら検査を受けなくてもいいかな、とも思いました。
膀胱内視鏡検査に対する恐怖心は病気の確定より勝りますよ。
検査を受けると考えるだけでストレスで痛みが増すような気がしたので、とりあえずは棚上げにして、次の診察までにリスク食材を割り出すことにしました。
紹介されているリスク食材を3日程出来るだけ経って、それから1品ずつ試してみるという総当たり戦です。
基本はご飯か麺に蒸すか焼いた魚、肉、温野菜、野菜スープ。
甘いものが食べられるのは本当にありがたかったです。
話はそれますが、私の夫はⅠ型の糖尿病なので豆腐や厚揚げはかさ増しの食材として重宝していたし、ここしばらく食欲がなかった私は、お茶碗半分くらいのご飯に納豆をかけて栄養を摂っている気になっていました。
そんな訳で4日目には、油抜きした厚揚げをカリカリに焼いての野菜あんかけをかけたおかずを作りました。
厚揚げは別に好きじゃないけど、ダメかもしれないと思いながら食べたら本当に美味しい。
厚揚げとか豆腐、納豆は酸味がある訳でもないし、痛くなる理由がないよ。
夫にそう言った日の夜、久しぶりに痛みが出ました。
厚揚げNG。
その後の自分対象の人体実験で、ケチャップ、ヨーグルト、酢、柑橘類、コーヒー等など、リスク食材が判明しました。
今は食べた物を記録に残して、痛みが出た夜に見返して食材を割り出すという方法で割り出しを続けています。
そんな事をしたり、ことある毎に夫に「やっぱり検査を受けた方が良いと思う?」とウザがらみをしているうちに2週間は過ぎ、再診の日になりました。
もう一回続きます。