有一天-食事療法- | 心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力

有一天-食事療法-

我が家のチチ。
私が産まれてから、ここ5年-10年まで
実は薬を飲んだことがありません。


30代のある日、電車に乗ろうとした彼の身体に痺れが走り
突然動かなくなりました。
原因もわからず、何を施してもなす術もない。
やがて、医者から伝えられた残された時間は半年。

「身の回りの整理をしないと」病院にはそう伝え、
(残された時間は、我が家で家族と一緒に過ごしたい)
想いが固まっていた彼は、そのまま病院に戻りませんでした。



薬は一切ない。
これからの日々をどうやって対処するのか。。。
調べたり聞きまわった結果、どうやら内から改善していく方法があるらしいとのこと。

ハハは、最後の希望を『食』に託してみることに。
食材はもちろん、調味料ほか全て自然なものに変えたそうです。


すると。。。
ウソみたいに次第によくなり、数値結果にも現れるようになり、
私が高校生のときには、完全復帰していました。
そんなチチは、来年80歳になりますが、毎日元気に過ごしています。


当時0歳だった私は、もちろん何も覚えていませんが
現在に至るまで、一度も大きな怪我や病気をしたことがありません。
食生活は、チチと同じものだったので
幼少期の基盤は、相当なものだったと思います。

たしか幼稚園のお泊り保育で、初めてカレーとご対面。
かなり拒絶反応を起こした記憶があります。(現在は、大好物ですがっ)



しかし。。。物心がついた頃

(どうしてウチのご飯は茶色いんだ?!)

多感な時期に、アースカラーの弁当なんて。。。
皆に見られるのが恥ずかしかった記憶があります。
シャケが入ったときには、ほんのちょぴっとだけ誇らしく思えたものでした(w



我が家の朝は、一杯の水を飲むことから始まります。
ちなみに朝食は、現在もずっと同じです。


・味噌汁
・玄米
・納豆
・大根おろしに小女子をまぶして玄米酢をかける
・梅干


少なっ
って思われるかもしれませんが、いやいや これで結構お腹いっぱいになります。


アースカラーベースのお弁当は

・ひじきの煮物
・野菜の煮物
・焼きor煮魚
・酢豆
・きんぴらごぼうor蓮根
・梅干

ほか季節の野菜をいれたもの


夕飯に出た魚の煮付けは、当時なぜか苦手でしたね。。。
今では、恋しい一品ですが。


正直、ある程度オトナになるまで、
ありがたい我が家の食生活に感謝できませんでした。。。
しかし!
巷で評判の健康食。
色彩乏しいと嘆いていたメニューと変わらないではないですか。
しかも、最近では工夫も施され、とてもおいしそうに見えるものもたくさんありますね。

普段は気が向いたときにしか作らないのですが、
食にも意識を向けて行きたいですね。。。




最後に。。。
チチは、風邪を引いた時に薬は飲みません。
ではどうやって、熱を下げていたか。


1. まず、梅干をフライパンでひたすら焼きます。(多少焦げてもOK)

2. 1を熱いお湯に入れる(どんぶりサイズでした)

3. そして、一気に飲む。


相当、汗かきます!
あったかくして、あとは寝るだけ♪

翌日、すっきりした姿をいつも見せてくれてました。
ならば試さねば!と風邪をひいた際に試してみましたが
すごい汗の量!
梅がおいしかった記憶があります。


あと、うがい。
天然の塩を使って、うがいをします。
これは、家に帰ったら常にしていました。
(現在では、イガイガしたときしかしなくなりましたが)

んー塩ですか。
実は、内モンゴルは岩塩が特産物なのです。
(これについては、別の記事でお伝えします)


『内から活性化する』
実は、産まれたときから、ずっとそばで触れて生きてきていたんですね。

そうか。。。
もしかしたら自分が進もうとしている道は、自分のルーツを辿る旅なのかもしれない。
ふと、そんなことが頭をよぎりました。