排水管の交換の作業工程や金額が知りたいです | 水道屋パパのブログ

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和歌山市で株式会社近畿住設という小さな水道屋を経営しており、二人の子供のパパとして子育てにも奮闘中です!
パパとしての日常の出来事や、水道屋としての仕事での出来事など色々綴っています。

こんにちは、『水まわりリフォーム相談室』第56回目です。

皆さんも是非、参考にして下さいニコニコ

 

タイトル「排水管の交換の作業工程や金額が知りたいです」

 

相談者は京都府長岡京市の一戸建て住宅にお住まいの方です。

 

◆ご質問内容

 

築12年の一軒家に住んでいます。

排水管について相談させていただきたいのですが、キッチン流しで食器を洗ったり、お風呂でお湯を流すと別の排水口がごぼごぼと音がなり、お湯が上がってきます。

 

キッチンでの洗剤も出てきているのか別の排水口から泡が浮き上がってきています。

以前業者に高圧洗浄で洗浄をしてもらったのですが、そろそろ排水管の交換をしたほうがいいのか悩んでいます。また排水管の交換になると床タイルなどをはがしての大作業になるのでしょうか?金額的にもどの程度かかるのか心配です。

 

――――――――――以下回答――――――――――

 

◆回答

 

築12年程度で排水管を交換する必要性は通常では考えられません。

状況から察しますと、キッチンやお風呂の排水管が全て床下で繋がっている様に思いますが、配管が逆勾配になっているもしくは、配管の径が小さい等の要件以外であればやりかえる必要はないと思います。

現在の衛生設備機器(流し台、お風呂、洗面台、トイレ等)の排水部には全てトラップという機能を備えています。

トラップとは、下水管からの悪臭や害虫が排水管を伝って部屋内に上がって来ない様にするための装置で、例えば一例を簡単に説明すると、排水管の形状をS字型にする事によって排水管内に水だまり部分を作り、それにより臭いや害虫をシャットアウトしています。

その機能が同じ排水経路に2重に設置されている事をダブルトラップと言いますが、ダブルトラップになっていると、排水の流れがとても悪くなります。

ですので、通常はダブルトラップになる様な配管は禁止されていますが、中には誤ってダブルトラップになっているお宅があったりもしますので、先ずはそちらを確認されてはいかがでしょうか?

配管の勾配も正常で、配管の径も正常で、詰まりもなく、ダブルトラップにもなっていなければ、通気管の有無も確認して下さい。

先ずは、新築された工務店にご相談されるべきだと思います。

 

 

◆水まわりの事なら弊社までお気軽にご相談下さい。

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〒641-0002  和歌山市新中島120-34

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☎073-471-6685 担当:林マデ

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