こんにちは、『水まわりリフォーム相談室』第48回目です。
皆さんも是非、参考にして下さい
タイトル「キッチンに浄水器を後付けでつけられますか?」
相談者は兵庫県多可郡多可町の一戸建て住宅にお住まいの方です。
◆ご質問内容
宜しくお願いします。
キッチンを新しくして5年くらいたちますが、ここ最近水道水が不味く感じるようになりました。水道水を使ってお米や調理などもしていましたが、不味く感じるようになってからはミネラルウォーターを買って調理するようになりました。
ですがそれも結構大変で、一生続くかと思うと嫌になります。そこで浄水器を取り付けるなどの検討をしています。
今使っているキッチンに後付けで浄水器を取り付けたいのですが、可能でしょうか?これはメーカーに直接言うべきですか?それともまちの業者さんに言うべきですか?
キッチンの天板は人工大理石でシンクはステンレスです。
――――――――――以下回答――――――――――
◆回答
5年前にリフォームされたということですので、おそらくシステムキッチンだと思うのですが、浄水器の取付は可能です。
方法は何通りかありますのでご紹介させていただきます。
※あくまでもシステムキッチンでの利用、水栓はワンホールタイプ(天板に水栓が取り付いているタイプ)を想定しての内容です。
①現在ご利用の水栓を浄水カートリッジ内蔵型の水栓に交換する
メリット:天板に新たに穴を開けたりする必要が無く、工事も水栓を交換するだけの作業となりますので、作業時間が短く、費用も抑えられます。
デメリット:浄水器が水栓の中に内蔵されているので、浄水器のカートリッジが小さく、カートリッジ交換時期が4ヶ月程度と短め。(交換はご自分でも可能ですが、その都度業者に依頼するとその分割高になる。)
水栓と一体なので水栓が故障して交換する際は、同様の内蔵型の水栓を選択する必要があり、ノーマルな水栓に比べると割高になる。
②現在ご利用の水栓を浄水兼用水栓に交換し、シンク下に浄水カートリッジを設置する
メリット:天板に新たに穴を開けたりする必要が無く、浄水カートリッジも内蔵型に比べ大きくなり、交換時期は12ヶ月程度と長い。
デメリット:水栓の交換作業に加え、浄水器カートリッジの設置工事が必要となりますので、その分作業時間が長くなり費用もその分割高になります。
水栓と一体なので水栓が故障して交換する際は、同様の兼用型の水栓を選択する必要があり、ノーマルな水栓に比べると割高になる。
③天板に新たに穴を開けて、浄水器専用の水栓を設置し、シンク下に浄水カートリッジを設置する
メリット:浄水器と水栓がそれぞれ独立するので、現在設置している水栓の交換が不要。水栓を交換の際は現状の水栓の型にこだわらず色んな商品を選択できる。
浄水カートリッジが内蔵型に比べ大きくなり、交換時期は12ヶ月程度と長い。
使い方によっては、浄水と通常の水を同時に使用する事ができる。
デメリット:カウンターに穴を開けたり、浄水カートリッジを設置したり、新たに浄水器専用の水栓を設置する必要があり、作業時間が長く、費用もその分割高になる。
浄水器専用の水栓を取り付けるスペースが無い場合、工事が出来ない。
水栓が2ヵ所になる為、邪魔に感じる場合もある。
以上
工事はお近くの業者さんに依頼すると対応してくれると思います。
◆水まわりの事なら弊社までお気軽にご相談下さい。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
〒641-0002 和歌山市新中島120-34
株式会社 近畿住設 https://kinjyu.jp
☎073-471-6685 担当:林マデ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■