2021年12月14日(火)

 

16時。阿佐ヶ谷ロフトへ。

LIVE前の準備。

今回は、Netflix版『浅草キッド』
の導入部のパロディコントを書いた。

「アサヤン」の初期の常連出演者だったが、
アサヤンファミリーを卒業した
たけし軍団の無法松くん。

Netflix版に殿の付き人役で出演している。
劇団ひとりのカラミを見たいからだ。

会場の設備がワンカメのため、
カメラの切り替えが出来ないことがわかる。


何度かリハーサル。
出来ないものは、出来ないで、
考えは捨てる。

 

アル北郷が「アサヤン」に初めて来訪。
先刻入った、ビートたけしの『ニュースキャスター』
降板の話等を聞く。

 

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リハーサル中に劇団ひとりが劇場入り。

毎回、「アサヤン」のゲストには
「事前準備なしで大丈夫です」
で迎えている。

 

しかし、何年かぶりに顔を合わせた。
懐かしくもあり。

 

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劇団ひとりが、
刷り上がったばかりの
「アサヤン」全26回のクリアファイルを見つめて、
「こんなにやっているんですか?」と。
しかも、「一回が3時間以上」と言ったら、
驚いていた。

「それにツイキャスも毎日でしょ」と。

 

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このクリアファイルは
関口さん発案のナイスアイデアだ。

チラシと違って、実用性があり、
受け取ってもらえるし、捨てないでもらえる。
出演者のサインを入れて観客プレゼントにも使える。

 

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本番まで、
楽屋で劇団ひとりと無法松の同期会話。

無法松がどこにも発表出来ない、
ウラバナシを当てていく。

本番5分前に楽屋で予告のジャンクション収録。

ドルフィンソングの前説。

漫才協会に入って、
浅草キッドのキャンペーン中の浅草話。

 

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OPの若手による恒例のラップムービー上映後、
18時、アサヤン26を開幕。

 

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OPに劇団ひとりはいないのだが、
楽屋中継を結ぶ。
しかし、楽屋のミニコントの様子が
会場のスクリーンに繋がれず、
空振りの寸劇になる。(配信には流れているはず)

無法松と劇団ひとりが一緒に登場。

劇団ひとりがメインではなく、
「帰ってきた無法松」こそメインだと、
無法松が自分で自分を盛り上げる。

 

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こういうミニコント、
茶番劇が好きなので、
「アサヤン」をやっているようなものだ。

完全にボクの個人的趣味だ。

アサヤンVOL・26「劇団ひとり劇場」開幕。

全員板付きに。

 

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劇団ひとりはタッパもあるし、見た目に華がある。
しかも、まだ44歳、若いのだ。

 

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五輪の開幕式とアサヤンに出る男。
素晴らしい高低差だと思う。

 

総合司会はジョニー小野。
一年26回、この大抜擢をつとめあげたが、
今回はOPから寝癖を残すという失態あり。

 

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この並びの中で、
ひとり売れっ子の劇団の貫禄たるやない。

 

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しかし、ボクは劇団ひとりが、
「浅草キッド」の監督であるなら、
「浅草キッド」主演俳優として、
「劇団もうひとり」なのだ。

何故なら、ボクこそが
本家本元の『浅草キッド』本舗なのだから。
創業36年の老舗だ。

 

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眉毛を整えた、
高須SANは劇団ひとりと、
意外にも初対面。

元気が出るテレビではすれ違っているとのこと。

 

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今回もエル上田は居残り直訴登壇。

 

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「毎回、来ていますが、なにやっているひとですか?」
「地下芸人だよ!!馬鹿野郎ォ!!」
という流れと。
「マセキの浅草キッド」
という元々の名乗りの肩書が今は両方とも使えない、
という話の締めに、
「誰がわかんだよー」と一連の自己紹介ムーブ。

 

若手も「壁の花」に終わって欲しくないので、
ワンコーナーを作っている。

 

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OP映像の若手芸人紹介コーナー。
彼らに無茶振りして、活かすのは劇団ひとり。
流石だなーと思う。

 

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Netflix版『浅草キッド』の予告編上映。

『浅草キッド』とは? の話。

まず曲ありき。
1986年の浅草フランス座の楽屋で、
聞こえたデモテープの歌声は、
35年後に紅白歌合戦で歌われるとは、
誰が想像しただろう。

そして多くの人にカバーされてきた。

 

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そしてボクラの芸名、「浅草キッド」
小説「浅草キッド」になっていく。
これが1988年の話だ。

 

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「浅草キッド」の物語は、
この原作をもとに3本の映像作品を生むことになる。

すべてストリップ小屋の師弟の物語だ。

1986年当時、浅草フランス座時代の
ボクの日記に驚く劇団ひとり。

 

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1988年に天宮良主演TVドラマに。
そして、2002年にボクが主演でドラマ化。

『浅草キッドの浅草キッド』の映像を流す。

石倉三郎&ボクのタップシーンは、
今回一番の爆笑をかっさらっていった。

そして今回のNetflix版が3回目だ。

高田文夫先生が書いた、
『ギャク狂殺人事件』の発見を伝える。
深見千三郎に渡した小遣い額は15万円と特定。

研究者以外にはどうでも良い話だろうが。

師匠焼死の翌日のANNの発掘テープ。
北海道出身の高須SANは、
「あ、これサッポロから放送した回でしょ」
と言い当てる。

とにかく、葬いを笑い飛ばすところがカッコいい。

劇団ひとり天才伝説。
ボクが関連した逸話を並べるが、
彼には常に驚かされるのが
正直なところだ。

「藝人春秋3」にも掲載した、
劇団ひとりとボクの小さな亀裂の話。

次回、1月26日のゲストは
和田彩花さんに決定。

 

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劇団ひとりを送り出しても、
我々は居残りの
ニコニコ動画の『テレテレビジョン』配信収録。

無法松を真ん中主役にして、
「カミカミエブリバディ」漫談。

 

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劇団ひとりが去った後の雰囲気の中で、
徐々に空気を変えていき、
最終的には場外ホームラン。
これは受けたなー!!

 

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最後に、劇団ひとりの締めに用意していた、
3ドラマ混合MIX『浅草キッド』を流す。

これは原田専門家編集のVTRでも、
名作中の名作だ。

配信中は見れるので、これだけでも見て欲しい。

そのまえの記念撮影。

 

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出演者一同。

 

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終演後もしばらく劇場でお喋り。
ファンの人に囲まれ、
『石井カイロ』の石井さんも。

高円寺まで皆で歩いて帰る。

 

その様子を原田専門家が撮影。
キープウォーキングの「アサヤン」の
MVに使うのだとか。

終了後、
ツイキャスを開けて反省しない会。

 

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帰宅は、1時前だったような。
ドルフィンソングに服をあげて解散、就寝。

劇団ひとりの夢を見よう。

 

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明日は仕込み勉強のタイムリミットだ。

28日まで配信しいるので、是非見て欲しい。

 

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14 – 12月 – 2021 – LOFT PROJECT SCHEDULEwww.loft-prj.co.jp