2021年12月1日(水)

 

5時起床。

雨音はショパンの調べどころか
土と砂が降っているかのごとく。

昨日の日記を書く。

モーニング。
小さめのフライパンを導入してから、
すっかり目玉焼きが安定してきた。

朝から目玉焼きが綺麗なだけで、
目出度いことの前兆なのだ。

 

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今日は長男の発表ごとがあるので、
朝からママと長男がカリカリしている。

ここ一週間のママの心配顔たるやない。

それを見ていてボクも、
ソワソワが止まらなくなる。

朝から、ポスターを見て
疑問符が頭に点滅する。

料金……2万円!?

最低200万の講演料を豪語していたが……。
テレビに出倒し、
小気味いい政治的言説で知名度、人気をあげ、
維新よりの客層を掴み、講演会を連発、
主宰が、維新の党であるならば、
それは政党交付金の還流だ。

かつ、この講演のおかげで党勢が拡大しているなら、
永久に内部でお金を回し合う、
政治のシステムを利用している。

 

身内からもお金を搾り取る。
その相手がかつては現在論戦中の
足立議員という。

 

ランチ。台湾まぜそばを味変。
ママとはんぶんこにして。

 

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WEBの『藝人春秋FINDER』の連載を
街録chと上祐史浩をテーマに書く。

 

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本を読み返して、記憶を整理する。
日付や事実関係の確認に時間がかかるが、
そういうスタイルなのだから仕方ない。

WEB版日記のススメも。
これを読んでいたら、
タイムスリップ。
気がつけば、小一時間経つてしまう。

 

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談志師匠から、北杜夫まで。

 

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今年は日記界の当たり年だ。
和田誠の日記もポチった。

長男帰宅。

「やった!!!!!!!!!」

ママと長男と交互にハイタッチ。

ママと長男の顔を見ていると、
とろけていくような
安堵が広がっている。

父親としては、
男の子は挫折の経験も必要だとは
思ってはいるが、
親バカというのは
親になってみたらわかる。

ここまで子供を心配するものなのだな。

地下で珍しく長男と話し。

「免許をとってひとりで車に乗って旅したい。
それでずっとひとりでラジオを聴きたい」

ってどんだけロマンチックなんだよ!!

ボクも20代前半、帰郷すると、
車を借りて、夜中に県北道まで、
ひたすらカーステレオを聴きながら、
一晩中絶唱しながら運転していたなー。

 

 

『ボストン市庁舎』を見た後なのでヨケイに、
こういう議論すら出来ない、
公でも汚い言葉遣いの人にうんざりしてしまう。

18時に、町山智浩さんとの対談第二弾が更新。

夕方、家族で長男の慰労会へ。
あるちゃんこ屋を予約しようとしたが、
何故の緊急閉店だった。

高円寺の『桃太郎すし』へ。

ここは新装開店したあるときから、
味が変わり、急激に美味くなった。

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朝の目玉焼きに続いて目出鯛も必須だ。

娘のサーモン好きは極まれあり。
何枚も写真を撮ってしまう。

 

末っ子は、
何故か伊坂幸太郎の本を読みふけっている。
「試験に出るんだよ」とのこと。

 

ボクもママも、
晴れがましい気持ちだけで陶酔してしまう。

 

帰宅後、ツイキャス。
すっかりDJスタイルを確立。
本日も動員新記録に。
って、100人程度だが。
それにしても、ありがたいことだ。

今、リョウコさんも協力してもらって、
今までのツイキャスも全て保存して、
タイトル、内容の箇条書きを付ける作業にも
ぼちぼちと取り掛かっている、

何のため? 
それは記録魔なのだと思う。

中島らもの『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 』
の一節は日記で何度も引用しているけど、
自分ではなく、子供のために引用するのは初めてだ。

 

「ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、
めったにはない何十年に一回くらいしかないかもしれないが
『生きていてよかった』と思う夜がある。
一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、
あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」
(中島らも)

 

『深夜高速』を聴きながら
今日の良き日を思い浮かべ、
阿片窟のデニーロのような微笑みのまま、
12時前には高速で就寝。