アサヤン、本編の模様は、このLIVEシリーズ皆勤賞の放送作家の島津くんのレポートが完璧すぎて丸写しにしたいほどだ。

 

 

 

ライブ開演前

ボクはボクの印象を綴っておく。

17時前にターザン山本さんが会場入り。
以前のような謎の女性付きではなくお一人で。
元気がないようなので、
ご高齢なので、移動でお疲れ気味なのかなと思いつつ、
「古舘さんとはお会いしてるんですか?」
とお聞きしたところ、
「完全に初対面ですよ。
口をきいたことがないんですよお!」
とのこと。
あまりにも、それは意外なので、
「それは今日の舞台上が初めて対話する場所にしましょう」
と楽屋から移動させようとした所にちょうど、
古舘さんが楽屋入りでバッタリと出くわす。

 

「嗚呼、ターザンさん、お久しぶりです!」
と古舘さん。
「あれ、さっきまでターザンさんが、
古館さんと話したこと無いって言ってましたよ」
「そんなわけないじゃないですか、
え、覚えてないんですか?」と古舘さん。

「それ本番でやってください!」
と割って入ってリハーサルに。

客入れまで10分ほどの
短縮版で流れをさらう。

 

さりげなく、
「古館さん、貼り扇を作ってきました」
と言って見せると、

 

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古舘さん、にっこり笑って、
「あ、ちゃんと持ってきましたよ。
神田伯山に貰ったんですよ」と。

 

この一言で本番で、
講談のリクエストを振っても良いことを確認。

 

本番前は、楽屋に見学に来ていた三又又三が、
座持ちが良く、
ターザンさんとボクと古舘伊知郎さんの場を繋ぐ。

三又又三に対して古館さん、
「この間のFMのジュニアとのラジオを聞きましたよ」
と物腰低く語りかける。
「岩手のスナックの彼女のはなし……」と。
そして具体的なエピソードを語る。
これを大御所にやられたら舞い上がるに決まっている。

 

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製本した「ファイト」も古舘さんに読んで欲しいので、
さりげなく読むことを促していたのだが、
本番で、事前に読まれていて
完全に頭に入っているのを知る。

古館さんに作家の細田昌志くんを
ちゃんと紹介する。
細田くんの本は、
往年のスポーツ実況を熟知する、
古舘さんも絶対、興味深いはず。
 

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しかも、7月15日発表の、
「講談社ノンフィクション賞」
にノミネートされている話しなど。

18時、本番開始。

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前説はドルフィンソングとガラパゴスのカイマ。

 

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OP曲は、アリボンバイェからの炎のファイター。

 

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壇上の並びは古舘さん、真ん中で。

今回、猪木アリ戦の45周年の日。
村松友視さんの代役で出ていただく経過報告。

そして、本日の「古館さん」の呼び名は
「古舘先生」であることも説明。

 

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ゲスト紹介から、早くもターザンさんと
村松友視さんを巡って記憶違いの論争に。

 

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高須さんは、テリー伊藤さんと古舘さんとの幻の企画を語る。
これは爆笑話で、つかみはОK。

 

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古館さん、
総合司会のジョニー小野に対しても、
「外車所有のゴキブリ養殖会社社長」と認識している。

 

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上田くんとの絡みも、ちゃんとイジってくれる。

 

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古舘さん、余裕と共に、最高の笑顔。

 

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進行しながらもボクも古舘節を満喫。

 

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18歳の高校生の頃、村松友視さんと出会っている話し。

 

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村松さんがいなければ、竹中労との出会いがないのだ。

実況講談、サワリの部分だけでも。と促すと、
その場で「誰の挑戦でもうける」と宣言し、
「猪木 vs ドリーファンク・ジュニア」戦、
「猪木 vs 大木金太郎」戦を熱演。

 

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大拍手。

古館さんの資料は、山のように作っている。

古館実況の幕開け、
猪木の後ろ姿にママレモンの見立て。

 

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換気タイムの間も楽屋トーク。

居島一平とダースレイダーさんの話。
お父さん、弟さんとは仕事をしているが、
ダースさんとは、まだご対面していない。
本日は、回避した話し。

後半戦。

 

エル上田の「アリの凄さを語る」コーナー。
自分のネタも交えて最後までプレゼン。

 

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細田マサシくんも急遽登壇。
テレビ朝日の幻のアリ vs 高見山戦、構想を語る。

 

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興味深く聴く。古館さんが聴いてくれる。

 

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本間キッドの登場。
古舘チャンネルのキャラクター・古館さんに実況を迫る役で、
アリ戦の実況をリクエスト。

 

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古館さん、2021年の時制から45年前の
猪木 vs アリ戦を実況。
途中の予告実況には拍手。

 

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1ラウンドだけの実況で時間切れ。
客出しをした後、楽屋話。

 

古館さん、ターザンに
東京プロレスの暴動騒ぎの話を語る。
ボクと三又に、
忌野清志郎話を。

 

延長戦。

古館さんからプロレス実況を降りた、舞台裏のはな市から、
TPGの話しを振る。

 

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そこにビッグバンベイダーの登場曲と共に、
チンコが登場。
ビッグバンベーダーのパロディ、
ビッグパンティータに扮する。

ベイダーの素顔であるレオン・ホワイトにもそっくりで、
完成度が高いのに驚く。

 

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古舘伊知郎さんが鋭く反応して、
チンコにアニマルハマグリのモノマネを振る。

 

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最後に、
これはやってくれるかどうかもわからなかった、
猪木 vs 猪木、実況。

 

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実況後、感無量に……。

猪木アリ戦、5年後の50周年。
ターザンと3人で5年後の再会を約束。

最後に集合写真。

 

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楽屋で3人でアフタートーク。

50代、60代、70代の3人が
10代の頃から憧れのアントニオ猪木を語った一夜だった。

後に、古舘さんは、
「博士が幹事役の猪木先生を囲む同窓会みたいだった」と。

 

「又、7月8日にとラジオで!」
と、さっと去っていく。

そのまま、楽屋でNHK BSのドキュメンタリー取材。
共同テレビのスタッフで
相棒とパチンコ番組をやれれているとのこと。

猪木さんを語ることの意味を語る。


一戦を終えた「ダーーッ!!」のポーズと共に、
パネルを持ち帰る。

 

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皆、余韻にひたりながらも
今回、現場復帰を果たした杉山マネに促されて解散。

 

解散後

何時ものように、
若手と原田専門家と一緒に歩いて帰る。

 

若手の「おなか減ったなー」
からの一連の儀式後に食事。
皆、古舘さんの凄さに参ってる。

すっかりお開きのところを、通りがかりに
「ドルフィンソングだろ!」と声をかけられ、
そのひとことが、嬉しくなってそのまま居座る。

その方は、ガス屋さんで、
ダンカンさんとも親しく、
長いファンの方だったので、
昔話をじっくりと。

 

家に帰ったのは2時半過ぎだった。

フルスイングの利根川さんに貰った、
猪木ガウン、プロマイドを見ながら……。
まだひとり飲んでしまう。

 

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古舘先生は、
今日の夜を同窓会に喩えていた。

 

僕たちの人生を導いてくれた
恩師・アントニオ猪木先生のもとに
80代の親友(村松友視さん)を囲む会を
企画した幹事役がボク。
そして、50代、60代、70代と
すっかり老いた教え子が集まり、
10代の頃の先生への憧れと畏怖と青春を
語り合っているようだった。

 

「先生」と呼ぶべきは、
古舘さんではなく、
俺たちのアントニオ猪木「先生」だったのだ。

 

先生!!
この「先」も「生きてくれ!」

 

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