9時起床。
PRIDE武士道のHP資料、
シーザー武志資料読みながら。

体、昨日の筋トレの反動で、全身筋肉痛。

11時半、荷造りし、チェックアウト。
『SRS』収録のため、名古屋レインボーホールへ。
PRIDE 武士道 其の4、

榊原社長インタビューが体調不良で飛び、
さらに、高田統括本部長も、昨晩、酒量オーバーとのこと。
試合終了後にインタビューとなり、
長い待ち時間に……、
館内のラーメンすすりつつ。

『PRIDE武士道 其の四』名古屋レインボーホール
                  観衆:1万892人(超満員)

■武士道挑戦試合
△佐々木恭介(2R ドロー)光岡映二△
○ルイス・ブスカペ(1R 肩固め)阿部裕幸×

○三島☆ド根性ノ助(判定 2-1)アウレリオ×

一部には、受けているのかしらないが、
三島の入場パフォーマンスは、いかがなものか?と思う。
大会趣旨に合わないし、その一人よがりぶりに、
W-1時代のサタヤンを思い出すのは、
俺ばかりではないはず。

ただし、試合内容は、立派。
アウレリオの再三の十字をしのぐ、三島、
足関節応酬から、パウンド攻勢、
アウレリオは、顔面を腫らし、ダメージあらわに。
わざと、マウントポジションを取らした瞬間、
体を入れ換え、上になるのも見事。
三島、とにかく、スパーリング馴れした印象。


○アマール・スロエフ(判定 2-1)リスター×

アブダビ王者と、ロシアの隠し玉、対決。
武士道の趣旨からも、外れるマッチメークだが、
それだけ、両者の関係者の評価が高いのを窺わせる。
世界には、まだまだ強い連中がいるものだ……。

が、試合はレッドカードの連発。
リスターの高速・強力タックルを、
スロエフ、驚異の腰の強さで切る。
身体能力高し。
結局、スロエフが、スタンドに固執し、
客席には凡戦にしか、映らなかったが、
二人共に、逸材、強いのは、間違いないので、惜しい。


○桜井"マッハ"速人(1R Fチョーク)フィンク×
 
本来、武士道の顔、主役であるはずだった、マッハ。
「不死身のエレキマン」の入場も、
相変わらず、スター性大なのだが、
腕には、サポーター。
体調は、良さそうに見せない。

ゴングと当時に、打ち合い。
グランドで攻防、一通りの後、
前進するフィンクに、マッハがフロントチョーク。
足のフックも決まったところで、レフェリーストップ。
マッハ、一本勝ち、個人的にも、嬉しい。


○美濃輪育久(1R KO)山本喧一×

美濃輪、地元だし、
UWFファンなら、メインでも良いかも。
似たもの同士、噛み合うはず。

体格、美濃輪ひとまわり小さいが、
その美濃輪が、テイクダウン。
その後もハイアン戦のようにコーナー際まで、山本を押し込み、
膠着状態から、スルリとマウントを奪い、パンチ連打! 
山本、何故か、何か遠い目をして、無抵抗で打たれる続け、
レフェリーが間に割って入った。

試合後、美濃輪は「お前らプロレス、好きか? 
オレがリアルプロレスラーだ!」と絶叫。


○杉浦貴(1R KO)ジャイアント・シルバ×

PRIDE2試合目。
ノア代表の杉浦。
「ノアでPRIDEに興味があるのは、俺だけ。
しかも、キャバクラでもてるため」の登場と。
前振りビデオも、小川直也との比較をあおる。
シルバは、木刀を片手に登場。

1発目の片足タックルでロープに詰め、テイクダウンした杉浦。
シルバにパンチを当て、さらにグラウンドのひざ蹴り! 
杉浦はサイドを取り、パンチ、アッパー、ひざ蹴り! 
レフェリーストップ。209秒。小川より早かった。

試合後、杉浦のマイクに、いきなりシルバが木刀で、
不可解な襲撃。


○ミルコ・クロコップ(1R KO)大山峻護×

かませ犬には、ならないと宣言した、
大山だが、その実力差は、顕著。
大山は柔道着を着たまま。
開始早々、ミルコの左ハイをかわしたが、
左ロー! 左ストレート、ガードの上からも被弾。
大山の顔面に恐怖が張り付く。
ミルコ、追い詰めると、左アッパーを突くと、
左ハイを出すまでもなく、大きな山が、崩れ落ちる。


日本 vs BTT対抗戦3対3
○パウロ・フィリォ(判定 2-1)小路晃×

日本人負けなしのパウロ。
韓国からの連戦。

両者共に、スタンド勝負ながら、レッドカード連発の展開。

判定は、前に出、パンチで有効打のフィリオが勝利。
しかし、打撃テクニック向上の小路も、本来、
こういうスタイルの試合では、なかったはず。


○五味隆典(1R KO)ファビオ・メロ×

入場曲から、実にワンダーな気分に。
五味。シュートボクセ、グレイシーと撃破し、
残るは、トップチームのみ。
この、ブラジル・ハンター、五味退治に名乗りを挙げたメロ。

五味、頻繁に、ワンツーをヒット。
首相撲から、膝! 
肩口に片足を乗せ、サイドから、パンチの連打! 
レフェリーストップに。

五味は、
「新しい仲間を紹介させてください」
と木口先生と西野トレーナーら、
レスリング教室のこどもたちを紹介。
「この凸凹コンビでやっていきます!」と。
たまらない。

これで、3連続KО勝ち。
こういう試合をやって欲しいという、手本を、
これで、3連続実現してみせた。
一時の桜庭を彷彿させ、
誰もが好きにならずには、いられない。
武士道は、五味大会の様相。


○ホジェリオ・ノゲイラ(判定 2-1)中村和裕×

ホジェリオも、韓国からの連戦。
しかも、何気に、5連勝中、
兄のビッグネームに隠れて、実は、日本人には、超難敵。
そして中村は、デビュー戦の雪辱戦。
関係者からは、中村の実力者ぶりは、再三、耳にする。

連打で前進、中村。
ボクシングでつきあうホジェリオ、
互いに有効打もあり。
ホジェリオ、首相撲に持ち込むと、ひざ蹴りを連打。 
数度、テークダンもあったが、
ほぼ、スタンド勝負! 
結局、ホジェリオの牙城は、崩せず。

今回、名古屋出身の格闘家多いので、会場熱も高かった。
『PRIDE』本選に比較すれば、まだまだの印象は否めないが、
品質向上は、間違いなし。

美濃輪選手、五味選手、勝利者インタビュー。



試合終了後、
高田統括本部長、噂の検証と題して、
今後のPRIDE戦略を聞き出す。
いくつか、爆弾発言ありつつ、
武士道も、トーナメント形式になるよう。
高田本部長、お疲れのところだが、
トーク絶妙に。ハッスル効果か。

仕事終了、名古屋駅、
お笑いライブ終わりの、
エレキ・コミックの谷井くんと一緒。
ロバートが居るから、追っかけの処理が大変、
全員バラバラで乗り込みになっているとのことだが、
「僕には、誰も追っかけませんから……」と。


長い遠征から帰宅。
大人気ないことだが、
子供、丁度、歩き出し、話し出す直前、
長く留守にはしたくない。

だが、子供、既にスヤスヤと寝入っていたので、
次に起きるまで、土産話しながら、晩酌。
俺、留守の間、プールに連日通っていたとのこと。
いまだ、歩き出さず、喋りださず……。で安心。
そして、断乳。
乳離れして、やや痩せたよう。

《 鈴木善幸元首相が死去…「和の政治」で行革推進 》
《 福井で豪雨 178棟の住宅が全半壊 》