午前2起床。
じゃねぇよ!はぇーよ。
なんとかもう一度寝よう!


『週刊藝人春秋』の朝の原稿ノルマは終了。
面白くなってきた。
しかし削るのが忍びない。
字数が足らないなぁ。

しっかし、衝動が抑えきれない。
『ザ・水道橋 in 座・高円寺 vol.1~園子温芸人デビュー』
に続いて、『ザ・水道橋 vol.2』をやろうと思う。

「ザ・水道橋in THE MANZAI」を構想中。
今回は「座・高円寺」にこだわらず、
大きな小屋を抑えよう。
しかも、一回公演。東西なら2回でもよし。
と、まず宣言しておく。
宣言してからやるぞ!


3月24日に放送になった、
ABC『漫才歴史ミステリー!~笑いのジョブズ~』
放送版を再見。

改めてテレビ番組として傑作なのだが……。
ボクは出演者でもあり、また関係者でもある。
この番組の取材の舞台裏も数々ある。
これを作家の柳田くんと掘り起こし、
再び世に問いたい。

TwitterRT @TSUTIYA_ON_LINE(土屋敏男さん)
ABC「笑いのジョブズ2013」を月曜日の
「テレビをほめるYESTV」
の水道橋博士の推薦番組ということで視聴!
「コリャ面白い!」
サードインパクトに関しては色々異論はあれどもね。
それは月曜日のスタジオで。



TBSラジオの『Wanted!!』で、
集中的に教育関係者と対談したおかげで、
小学生のゲーム文化に疑問を持った。

我が家は手遅れだと思っていたが、
全廃ではなく根気よく
「やめさせる」方向に持って行ったら、
自宅でボクの前で「ゲームをする」習慣は無くなった。
成果はあるものだな。


午後、子供のサッカーの試合へ。

昨晩、お風呂で、
「今からドキドキするー!」
「あがるんだ?パパと一緒だ」
「パパ、ボク勝ちたいんじゃないんだ。
 皆の足を引っ張るんじゃないかと思うと緊張するんだ」と。

それを聞いたら切なくなって久々に見たくなった。

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小学校のグランドの片隅で、
他のチームの試合を見ながら原稿。


週刊文春の新連載『週刊藝人春秋』、
一回目を橋下徹、2回目をデーブ・スペクターで、
しかも覚悟を決めてギリギリの内角球を投げている。
なんらかの本人の反応、抗議に備えて、
予備弾を用意していたが……
無反応なので 速やかに3回目に。


27


子供のチームのサッカー、
1試合目、2試合目大勝し3試合目に。
勝てばベスト8。
相手は前回、2vs10で敗れた強豪。

序盤に2点を先制した時は大興奮したが、
その後、3点を奪われ逆転。
最後に一点入れたがオフサイドで幻のゴールに……。

終了の笛の音に、
ドーハの悲劇並に天を仰いだ。

ママさん達の声援の激烈さ、
精神論ではない技術的なアドバイスの的確さにも驚いた。

その横でカミさんが、
「落ち込まないで……」と
ほとんど「テレパシー」同然の応援するのが、
可愛らしかった。

結果として「一敗」の重さにも切なくなる。

声も出ない程に皆、落ち込んでいる。
「頑張った!」と声をかけても無反応。

帰途、
「おんぶしてあげようか?」と声をかけたら、
ようやく笑顔になった。

そのまま皆で焼肉へ。
しっかり心ゆくまで食べてましたよ。


久々に子供のサッカーを見ながら、
4年前の正月、偶然、新幹線で隣り合わせた、
浦和レッズの山田直輝選手を思い起こす。

あの日、偶然に出会わなければ、
子供がサッカーと触れ合うことはなかっただろう。

現在、
リハビリ中の山田選手の復帰を密かに願う。


帰途、長男
「どうしても自分のお金で買いたいという」
と花屋さんへ。
カーネーション一輪だけ買う。



帰宅前に、
「30分だけ」と誘い二人でカラオケボックスへ。

セカイノオワリの『RPG』
「♪空は青く澄み渡り海を目指して歩く~」

岡村ちゃんの『カルアミルク』
「優勝できなかったスポーツマンみたいに
 ちっちゃな根性 身につけてたい……」

『どぉなっちゃってんだよ』

3曲だけ歌って帰る。

岡村ちゃん、
完全に子供の方が上手いのは、
どぉなっちゃってんだよ。


今日はたまたま休みになって、
「ディズニーシーへ行く!」
とボクが言い張ったが、
「絶対サッカーの試合に出る」と長男。

「休め!」「嫌だ!」と言い争い、
結局、試合を観に行った。

「空は青く澄み渡り」
ホントに観に行って良かった。


面白くなかった時どうしよう
……と思って迷って買っていた、
東野コージ『この間。』(ワニブックス)が、
ものすごく面白い。

この間。この間。 [単行本(ソフトカバー)]
著者:東野 コージ
出版:ワニブックス
(2013-05-04)



ボクは芸人が芸人のエピソードを記録する本では、
千原ジュニアの「――便所は宇宙である」シリーズが、
近年では最高峰と思っていたが、
こちらも出色だ。

100ページ目で完全に面白本認定。

ボクは芸人に関して書く時、
高田文夫か景山民夫の二択を問われれば、
あえて景山民夫の作風で描いていて、
さも芸人は意味があるように書くが、
しょせんはナンセンスなものでもある。

高田先生の、
ナンセンスしか書かない作風を昔から敬愛している。
東野コージの本は“それ”がある。

芸人にイズムとして、
東か西か立ち位置や嗜好を問われるが、
もともと西の生まれで東で芸人になったボクは、
根っこにそれがない。

もっと言えば、先輩か後輩か。

そんなことと「面白い」と「面白くない」も関係ない。

猪木派か馬場派か、
もう関係無いように。

「芸で客を泣かせることは下品だ。
 人を笑わせることに比べれば
 人を泣かせることなど遥かに簡単なことだから」

――定説だ。

そして親になれば更にこの言葉を実感する。

人を泣かせることなど
芸も才もないガキにだって簡単に出来る。
子供の一挙手一投足に親は感極まるのだから。


園子温監督と電話。

「僕、4・30を期に芸人監督として名前を変えましたから」

「名前を?」

「ひらがなで『そのしおん』になりました。
 次の『みんな!エスパーだよ!』から変わっているんで。
 注目してください」とのこと。


夜、園子温監督の新作

『地獄でなぜ悪い』カミさんと再見。

ボク自身、ここまで関われば、
もしかしたら贔屓の引き倒しかと思っていたが……。

「何、面白さ!」

とカミさんが、
グイグイ引っ張られるていくのがわかった。

俺が撮ったかのように自慢気な気分に。

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TwitterRT @iijjiji
【夏八木勲さん】
園子温「『次回作もぜひ一緒にやりましょう』
と言っていました。まだ、早い。早すぎる。
男を演じたら彼の右に出るものはいなかった。
男を演じられる日本最後の俳優。そういう人はもういない」
http://bit.ly/17UXNZF

TwitterRT @iijjiji
園子温『(ハリウッドで撮影は)まだ未確定な部分が多いのですが、
最初が肝心なので慎重にやっています。
足がかりとなる映画は来年撮るつもりです。
考えているのは、ノワールな感じの暗黒映画ですね。
外国人俳優を起用して、英語で撮ります。』
http://bit.ly/10PU3lW