3時……起床。
早すぎるわ。

眠い……。
二度寝しょう。

ガン太運転で渋谷・NHK入り。

8時15分、NHK『あさイチ』生放送。

MC:井ノ原快彦、有働由美子アナ
出演:山口もえ、ご一緒。

テーマ:「どうつきあう?イマどきPTA」

もえさんは毎回、面白いのだが……。
ボクの白髪頭を見て、
「わー!素敵な髭とアールグレイですねぇ!」と。
俺は紅茶じゃない。
「それはロマンスグレイ……」

PTA問題は、
カミさんからいろいろ聞くので、
どれほど、大変なことなのか、
他人事ではなかった。
親にならないとわからない。
(と言っても、ボクは何もしていないのだが……)


生放送終わり、移動。

高円寺の駅前喫茶で、
CXのドッキリ特番、打ち合わせ。
これが……かなり大掛かり。
今から興奮する。

その後、『ステップアップ山登り』ムックの取材。
富士山の話。
登山の危険と事前準備をくれぐれも、呼びかけながら。
富士山の仕事が次々とくるのだが……。
一度だけ登っただけなので、多くをお断りしている。
でも、もう一回、行こうかしら。

今日のニッポン放送
『ラジオビバリー昼ズ』の録音を聞く。

オープニングで、
昨日、先生がボクと偶然、出会った話、
その際に渡していた、
園子温芸人デビューの舞台の感想など。

しかも、ビバリーのゲストが偶然にも、
でんでんさん。

さらに園子温監督が
今週、金曜日に、ニッポン放送で
生放送やるのを初めて知る。

改めて、昨日、高田先生と遭遇したのが、
奇跡的に人間関係が繋がっていく。

放送を聞いていると……
高田先生、舞台のDVDだけでなく、
『ザ・水道橋 園子温芸人デビュー』の
豪華パンフに載せた、計8ページ、
2万字の「園子温年表」も
ちゃんと読んでくださっているのがわかる。
それも嬉しい!

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そういえば、あさイチで、
イノッチにも「園子温芸人デビュー」のパンフを進呈。

表紙裏の仕掛けも披露し朝から大笑い。
イノッチは、園子温とも間接的に交流があるのでなにより。

このパンフは、
今も下北沢の本屋『B&B』の店頭、
ネットでも販売している。

NHK『仕事ハッケン伝』SPIDERでタイムシフト視聴。
篠山輝信の巨大ホテルに修行篇。

つい数日前、ホテル専門学校へ
取材したばかりなので、
タイムリーで実に興味深く。

NHK的な莫大な取材テープを想像。
とにかく、別府の『杉乃井ホテル』へ行きたくなった。

『ザ・水道橋 in THE MANZAI』の構想を柳田くんに話す。
完全に動き出すぞ。

そういえば、一昨日、園子温芸人デビュー・パンフを見ながら、
高田先生
「この絵は誰が書いたの?」
「これは今回、舞台監督をやった金太郎師匠って人です」
「金太郎?」
「とは関係ないんです」
「師匠?」
「いや一門とは関係ないんです」
「芸名?」
「でもないんです、元は放送作家なんですけど……」

だから金太郎師匠って名前が面倒なんだよ!

ということで、正体不明の柳田くんに当てる。
金太郎師匠(@anokoro_no)と、
名前とTwitterの登録がバラバラなのも、
実は属性がわかりにくくなる。
Twitterから個人を見つけにくくなる。

もともと匿名にしたいなら別だが、
「発信」していきたい人は、
シンプルに名前を名乗る方が良いのだ。

園子温、安田浩一、木村元彦著
『ナショナリズムの誘惑』のゲラを読む。

この3人のLIVEを観に行ったのが、
園子温との付き合いのはじまりだ。

ナショナリズムの誘惑ナショナリズムの誘惑 [単行本]
著者:木村 元彦
出版:ころから
(2013-06-12)



雨の中、
末っ子に駄々をこねられ、
DVDを借りにレンタルショップまで、
一緒に行かされていたカミさん、帰宅。

「ママ、よくがんばったね、さすがオトナだ!」
と足をモミモミしている末っ子。
「パパ、もうママとふたりでデートいってもいいよ!!」と。
カミさんとお食事会、決行。

子供3人分の夕食を作って食べさせて、
ようやく育児奴隷から開放されたと思ったら、
ご主人様である、俺とのデートに連れ出される、
カミさんは大変だなぁ。

「おお、パパとママのデートだぜ!」
「ごゆっくり!」
子供たちに冷やかされながら、
久々にカミさんとふたりで、
昨日、満席だった掟ポルシェの推薦の中華店へ。

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確かに絶品。
素晴らしかった!
ここならワンメーターで行ける。

「今、ようやく本を読む時間が持てるようになったの」
とカミさん。

これは体験して初めてわかるが、
子育てやっているとママは本を読む暇すらないのだ。
(オマエが半分やれよ!って話しではあるが……)

子沢山の奥さんと言えば……。
橋下市長になった気持ちでネットを眺めていると、
よく狂わないものだと逆に感心するのだが、
管さんや鳩山さんと比して、
夫人の剛毅さに思いを馳せる。
7人の子育てに加えて、夫がこれほどの窮地に……。
彼女はヒラリー級の器ではないだろうか。

帰宅後、
『週刊エコノミスト』最新号の中江有里さんの
「読書日記」で『藝人春秋』評が。

中江有里さんと言えば、橋下市長の風俗発言に、
「なんで男性の落とし前を女性がつけないといけないのか!」
と一言で斬ったのも印象的だったなぁ。感謝。

TwitterRT @yurinbow (中江有里)
はじめまして中江と申します。
お言葉、痛み入ります。
『藝人春秋』あとがきに記された児玉清さんのエピソードは、
貴重な記録として胸に刻みたく思います。


↑ご丁寧にありがとうございます!
温かい書評、励みになりました。



夜、園子温監督から着信。
「はかせー、さびしい!」
と言って何度も電話が切れる。
これもひとつの一行詩なのか。

ようやく繋がったと思ったら、
「僕の新しい芸名は、
 『そのしおん』ではなくて、『その☆しおん』ですから……」と。

どうでもいいよ!

「でも監督、それくらい下らない方がいいですね!」
「じゃあ、師匠、ウチに来てくれます?」

どういう流れなんだよ!

「いいですよ」と返答するも、
「…………」

しばし無言に。
そのまま電話が繋がらない。

さらに「さびしい!」と言っては切れる。
一体何なんだ!?心配になる。

21時半、園子温宅へ駆けつけたら、
奥さんと、スタッフ二人も一緒だった。

監督、脚本執筆しながらも、
どうやらいろいろ状況に困難を抱え、
やけくそで泥酔している様子。

だが、その様子が、なんと可愛いらしいのだ。

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新作『地獄でなぜ悪い』が公開前なのだ。
現状がどうであれ、9月28日の公開以降は、
誰もがその才能に夢中になるに決まっている。

「師匠!今度、俺、高田文夫さんに会いますよ!」
「そうなの?」
「なんで高田先生が俺のことを知っているんですかね?」
「だから昨日偶然、高田先生に会って、
 『ザ・水道橋 in 座・高円寺』のDVDと年表を渡したの!」

「し、師匠、俺、NHKのネタ番組に出たいんですけど!」
「オンバト?」
「はい!」
「そこからやるの?」
「そこを、今、ずっと考えているんですけど、
 NHK向きのネタが出来ないんですよ」
「いや次の映画のことだけ考えてたら?」
「そうですかね?
 映画のネタはいくらでもあるんだけどなぁ……」

明らかに酔っている園子温。

「監督、もう寝ましょう。フラフラだから……」

すると監督、声を荒げて、

「弟子だから黙っておこうと思ったけど、
 オイ、てめぇ!!
 てめぇには一言だけ言いたいんだよ!!」

周囲にも緊張が走る。

「何?言っていいよ」
「てめぇ……いいかぁ!!!」
「…………」
「…………髪の毛 染めろ!」

全員ズッコケル。

このあとは修羅場に。
泥酔した園子温、

「この野郎、いいかぁ!一言いわせてくれ!!
 ……てめぇが好きなんだよぉ!!!」

隣に新婚の奥さんが居て、お互いの助手がいて。
全く何やってんだか。

これも芸人交換日記か。
ほぼ、園子温監督が気を失うまで同席して
やれやれと帰宅。