12時、お台場。
 『ビバリー昼ズ』早大一直線コーナー生出演。
 そのままニッポン放送で『週刊実話』取材。

 ぴあ本社『IDOダイアル』吹き込み。
 ぶんか社で『みんな悩んで大きくなった』の宣伝会議している時、
 「出版幻想論」の藤脇邦夫さんの説を語った直後、
 入り口でたまたまその藤脇さんと遭遇。
 また引き返し打ち合わせ。

 ストーカー女性より、今度は自宅に手紙。
 つまりオレの住所を調べた模様。
 気味が悪いを通り越し、怒りに震える。
 「BINGO ! ~」
 で始まる文面はいかにして自宅を突き止めたか、
 一つ一つ調べた様が愉快犯的に書かれている。
 オレの自動車のナンバーについても書いてあるし、
 オレの父親とも勝手に接触したことを自慢気に書いている。

 もう完全にイッパシの犯罪者気取りなのだ。
 口調も何様なのか?対等で挑戦的。
 そしてオレが引っ越し準備を進めていると類推して、
 「せっかくだからストーキングにでも出かけようと思ってたのに。
  行く権利あるわよね。
  質問、夜中の2時半にうちの前のバス停のベンチで何してたわけ?」
 と結ばれてる。
 なんのことだか、さっぱりわからない。

 譲って言えば3年位前に川崎をウロウロしたことはある。
 ただし、好きな女の子がいたからで、
 一人で待ちぼうけになったこたもある。
 それを偶然目撃したのかもしれない。
 10代の女の子ならまだ自我が未分化で、追っかけ行為が、
 度を過ぎるようなことあるのもある程度わかるが、
 この人、(たぶん見た目がおばさんなので)30代なのだ。
 職業も持ってる様だし、
 社会生活は一応まともに送ってる風に見える。

 だが、オレの以前の警告に関わらず、この文章およびこの脅迫状。
 懲りることが無い気狂いバカ醜女ぶり。
 笑い飛ばすにも価しない、最低気狂いぶり。
 この分別の効かない様子と
 再三、送られてきた文書の内容からも、
 薬物依存者なのかもしれない。(ならばブタ箱行きは話が早い)
 ストーカー映画は流行りだが、
 現実を踏まえて映画は性格設定しているので、
 映画が似ているのか、映画を真似るのかわからん。

 しかし、典型的なそういうストーカー像なのだ。
 例えば、友達がいないで一人で行動
 (常にぐじぐじ単独行動している)
 反社会的で体制嫌い
 (上司や警察を嫌悪し、文章では悪態をつき独善的)
 妄想・行動を予告、自分を印象づける
 (この人は自宅の住所や電話を記載してる)
 そしてある程度だが知的
 (学術や喩えの文章や引用があるのだが、ただし支離滅裂)
 さらに醜い気持ちの悪い性的妄想
 (妊娠させてくれとか)
 そして何様かと思う自己肥大な文章。
 (誰それは頭が悪いだとか)

 ただし自分がそのように他人に見られてる自覚がない。
 いや、自分で自分の行動を「ストーキング」などと言うからには、
 少しは常軌を逸脱している自覚はあるのだろうが、
 これを「恥ずかしい・醜い」とは思わないのだ。
 自分を鏡で見ることがない。
 他人から見て、「女性なのに」、反吐が出るような自分の醜悪さや、
 小汚なさ、悪臭漂う鼻摘みものなのに、気がつかない、
 同情に価するほど可哀想な人なのだ。

 オレは自分のファンに対して誠意的であろうとしているし、
 長年そういうイイ関係が続くが、
 これほどのイカれたタマにお会いしたことが無い。
 なのに自分が熱をあげる対象に「愛される」と決めつけてる。
 もう、唾棄すべき、蹴り上げる存在なのに。
 気持ち悪くてしょうがない。
 人間として最低、軽蔑、怒りの対象でしかない。
 どこまで狂ってるのかわからぬが、
 このようでは、
 反省や自分の歪みを正すことができない様子であるのは間違いない。

 しかもこの女性、以前は高田先生へストーカー行為をしていた、
 常習犯なのだ。
 高田先生も痛く迷惑していたのだが、
 それを本人(高田先生)の本意だとは思わない。
 先生の周りのスタッフは大変な思いをしたのだ。
 誰かが本格的に叱りつけるか、毅然たる処置をしないと
 永遠にこういう行為を続けるだろう。
 本格的に痛い目に合わないと、
 自分の行動に目が覚めないのだろう。

 今までの手紙やメールなど集めて、
 高田事務所の松田さん、事務所に相談して、
 対処法を練る。
 自宅の周りをうろつかれるのも迷惑だ。
 自分の中の最後の性善説で言えば
 「目を覚ませ!」「振りかえろ!」
 「他人との関係性を取り戻せ!」
 「自分が好きな対象に反吐を吐かれるような状況を何故作る?」
 と言いたい。

 「ビバリー」や「高田文夫」や
 「浅草キッド」「ビートたけし」が好きで、
 なんで憎まれなきゃいけない?
 それは本来仲間ではないのか?
 オレは哀れでしょうがない。
 普通の社会環境に馴染む自分を取り戻して欲しい!
 ここまで書いてもわからないのなら、
 こんな奴に時間を割くのももったいないのだが。

 ストーカー被害って深刻なのだな。
 と、オレの日記を読んでこういう目に合ってます~
 っていろんな人からメールが送られてくる。
 たしかに対処法が難しいのであろう。

 そのまんま東さん、マグナム北斗からTEL。

 ビデオで『スターシップ・トゥルーパーズ』
 オレは個人的にはポール・バー・ホーベンの、
 悪趣味、過剰、オオコケ映画は大好き。
 映画秘宝のぶっちぎり一位だが、
 殿が、「なんだありゃ!」と。

 古のSF、ハインラインの原作『宇宙の戦士』を、
 あえて現代でバカバカしく、しかもハリウッド超大作で、
 展開すればこうなる。
 しなきゃいいのを敢えてやってる。
 ティム・バードンなら粋だの芸だと言われるのに、
 ポール・バー・ホーデンだと「なんだありゃ」なのだ。