7時起床。
雨模様。腰痛発生。

昨日も、「もう批評は出尽くした」
と話をしたばかりなのだが、
朝日新聞朝刊、「2003読書週間」の特集、
「ノンフィクションの5冊」に、
『お笑い男の星座2・私情最強編』が第一に入っている。
選者は「絶対音感」最相葉月さん。
耳利き、目利きだ。

これは「絶対好感」である。
ノンフィクションとして評価されたのも嬉しい。

お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫) [文庫]
著者:浅草キッド
出版:文藝春秋



『お笑い男の星座2 私情最強編』を私は、
「第一部・芸能私闘編」と併せ、
一級のノンフィクションとして読んだ。

“美白のカリスマ”としてアイドルとなった鈴木その子は、
六十七歳になるまで紅白歌合戦を見ることがなかった。
「白いブランコ」も「北国の春」も知らない。

驚く著者らに、その子は言った。
「それが本当なのよ。 あたくし今までは大晦日だって、
 ずっと仕事していたから」

ノンフィクションは事実を積み上げることで、
真実に近づこうとする。
しかし、著者の意図とは別に、たった数行の事実が
真実に肉薄する瞬間が、優れたノンフィクションには必ずある。



9時40分、のぞみ乗車。
MBS「たかじんのワンマン」へ。

北野誠、千堂あきほ、阿藤快、一緒。

たかじん番組に約一年ぶりに呼ばれる。
相変わらず、怖いもの知らずの暴走ぶり。
日テレの視聴率操作、有栖川の宮詐欺事件など、
芸能ニュースにコメント。

我々も「アサ芸はすげぇ~」で、
矢部美穂のエロネタにコメント。

たかじんさんに楽屋で挨拶。
「オモロかったわ、百瀬さんってどんな人や~」と。


帰途、新幹線内、
埼玉県知事、上田清司氏の資料読み、
柳田くんが処女出版となる、
「はした金の屈辱」(ワニマガジン社)ゲラ読み。

あとがき用の流し読みのつもりが、
途中から瑣末なことが気になりだし、
編集者になったように、こまめに赤入れだす。

はした金の屈辱―その時、ゼニが動いたはした金の屈辱―その時、ゼニが動いた [単行本]
著者:柳田 光司
出版:ワニマガジン社
(2003-11)


東京に帰れば、我々の不在の間、
私有地に車を止めて、
罰金を請求された、スズキ秘書の災難話。


佐竹チョイナ来宅。
チョイナもいろいろ人生の災難。
深刻だが、明るく同情、親身になって応対。


「情熱大陸」のラーメン王・石神秀幸、ビデオで。

バカーポ原稿「解任、引退、勇退」書きながら。
この連載も計44回目。
主に、政治、社会の時事ネタを漫才の掛け合いスタイルで。
いつも字数制限のため、縮小しているのだが、
いくらでも構成をなおし、アイデア入れ、
ブラッシュアップして、出版する意志はある。

《 太陽表面で大規模な爆発(フレア)が発生!過去30年で最大規模 》