日刊スポーツ、高田文夫の娯楽極楽お道楽 182回 

土曜深夜、日本テレビの「マスクマン」が面白い。
11日は、杉田かおる(37)が7歳当時のCGの自分と激論。
声を変えてある陰の声が見事。
すべてのデータをインプットして突っ込んでいく。
暴れる過去に思わず号泣する杉田。
1時間近くを話芸だけでもたすマスクマンの陰の声、名人芸。
テレビも時々、こういうみっけもんがある。

誰か評価してくれるだろうと思っていたが、早い!
まったく「あなたに褒められたくて」だ。

笑芸人原稿、
「深見千三郎と石倉三郎」書き出す。

麻布、NCV「生でGONG×2」、
本日はノーゲストで。
打ち合わせでターザン、
台本予定、ひっくり返す。


卯の花
豚肉と切干大根の炒め物
いわしのつみれ汁
ふきの酢味噌あえ
行者にんにく

『アエラ』に「プチひきこもり」の記事。

今、俺は、ひきこもる暇もないのだが、
こうして一人で、日記など、せこせこ書いて、
公開していることは、
完全に「擬似ひきこもり」だと前から思っていた。

プチひきこもりの人たちは、、
日常のなかでは、仕事も、社交も、
完全に出来ているにもかかわらず、
土日になると一人になりたがり、
対人関係において、 仕事以外の話題がない、
ことを本質的に怖れていて、
さらに根本的に自分に自信がもてない~

って症状らしいが、その心境はよくわかる。

人とふれあいを持ちたいと思っているのに、
うまく距離が取れない。
自分がどう思われているかを気にしすぎて、
積極的に人とかかわることができない。

精神科医の和田秀樹さんは、こうした人達のことを
『人間音痴』というコンセプトで、近く著書にまとめる予定だという。
「人の心のありようは、分裂病系の『シゾフレ人間』、
躁鬱病系の『メランコ人間』の2タイプに大別されます。
プチ引きこもりは、そとの世界を恐れ、
周囲の人に同調するのをよしとする『シゾフレ人間』の典型例です。
周囲の価値にあわせる傾向があるにもかかわらず、
肥大した自意識を抱えてその葛藤に苦しむわけです」

「人間音痴」って言葉も面白い。

他人に日記を晒す、さらに、他人が日記覗き読む行為は、
その人の性格の「共有」である。
こうして毎日、俺が書いていることに、
なんかしら共鳴してくれる人がいる。
そして、見ず知らずの他人からの
感想メールに励まされることがある、
そういう癖のある俺は、
間違いなく、「シゾフレ人間」だろう。

しかし、今まで芸人という病の症例のなかで、
「躁鬱」気質だけを想定していた。

そして、メランコ人間の多くが、英雄型であることにも
気がついていた。

そして、俺自身は、言葉の字ずらから、
自分が躁鬱だと思っていた。
周期的な内向。
昔だったら、「ダメ人間」の烙印で済んだのだが、
俺の日々の暮らしぶりは、
非社会的になるほどの、ダメでもない。

が、非英雄型の気質である「シゾフレ」を当てはめると、
ようやく自分の心象風景に納得できる。

無論、誰にでもある性格で、程度の問題だけど。

日記などつけることもなく、
もちろん、他人の人生を読むこともなく、
目の前にいる、人間、出来事こそが世界であり、
実存である~
そして、 一日の憂さが、
もし、あるとしたら、酒で洗い流す、
そういう日常を送るものは、
ここを熱心に読むこともない。

性格を共有するものが、
実際に出会うことなく、
出会いたくもなく、
悶々を抱えながら、
うっすらとネットワークで繋がっている。

それでも、大丈夫!
オモロなこともある!
って言いたいがためだけに、
俺は、書き付けるだけだ。


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