8時起床。2時間睡眠、フラフラ。

「コラムの花道」のオープニングテーマ、
玉川カルテットの♪コラムの花道~という、
ジャンクションの三味線の音が頭のなかを木霊する。

年賀状を書きつつ、それでもまだ「コラムの花道」聴き続ける。
その横で、カミさん、大掃除モード。

一応、全250回分のうち、約200回分を聞き終える。
14時、スズキ秘書送りでTBSへ。

さて、連日、いったい、この作業は、何をやっているのか?
このところ連日書いている、この「コラムの花道」とは――。

TBSラジオの昼帯番組、「ストリーム」のワンコーナーであり、
日替わりでコラムニストが20分枠でワンテーマで語り下ろす、
ラジオコラム形式である。

そして、前回、俺が出演した際(8月18日)に、
この「コラムの花道」をiPodに録音していると自慢し、
番組の飯島ディレクターに、
「コンプリートで揃えたいから、録音ミスした回をダビングして欲しい。
 その代わり、年間総括をするから」と約束したのである。

そして、今年の番組最終回に、
この「コラムの花道」年間ベストコラムを選出することになったのだ。
はっきり言って、これほど経済効率の悪い仕事はない。
しかも、何も、再度、全部を聴きなおす必要もないだろうに。
さらには、誰かに頼まれたわけでもない。
自分のМっ気体質につくづく気がつく。

でも、やるんだよ――。

なんのため?
それは"走り癖"のためだ。
そして、PAYのためだ。
テレビ仕事をやっていると、本当に、"楽" に仕事があることに、
ありがたさと当時に、自分自身も慣れてくる。
人力飛行でなく、グライダー飛行に身を任す。

もっともっと好きな仕事を "お金"以外のモチベーションで、
やりたくなるものだ。
"本"は俺にとって、その一つ、
"漫才"だって、その一つ。
そう思っていると、年末のこの仕事だって、その一つ。
最後の最後まで、気を抜くこなく、全力で、
"楽"でない仕事を"楽"しくやり終えた。

200回分を聴いていてわかることは……。
とにかく、コラムの花道レギュラー、
吉田豪(月曜)、町山智浩(火曜)、勝谷誠彦(水曜)、クリーンナップ3人が
ずば抜けて凄すぎる。
どの回も外れなし。構造計算に狂いがないから、揺ぎ無い。

15時半、『ストリーム』生出演。
ベスト・オブ・コラムの花道2005。
小西克弥、松本ともこ、一緒。
本日、14時からのコラムに登場の阿曽山大噴火も傍聴。

30分に拡大してもらったが、やはり喋りきれず。
251回分を話すのだから、無理に決まっている。
個々に話があったので残念。

話したかったこと、
詳しくは、メモと放送リストを作っていたので、こちらへ。

それでも、俺のこのベストコラム選出に、
番組側もノリノリで、
選んだ放送分の回をポッドキャスティング(ダウンロードできる)で、
聴けるようにしてくれた。
特に、「売春窟に生まれて」の回は、是非にでも。


終了後、話きれなかった、オフトークは盛り上がる。
小西さんに俺がいろいろ質問、
その回を思い出し、反応するのだが、
問題の本質、それに波及する問題点、データなど瞬時に返答。
いやあ、ドエライ頭の良い先生と話したよう。

一仕事終え、一種の虚脱状態に。

中野、ルノワール、雑誌『中央線』取材。
旧知の吉住くんがインタビュアーで。
ずっと、俺たちの追っかけ的ファンで顔見知りであった人。
ライターとなって初めて仕事が実現。
情緒不安定、あがり倒しだが、それも微笑ましい。
浅草キッド史を熟知するファンであるが、
それ故に、立ち入った質問の数々、
その一つ一つに空かすことなく、
俺自身の意志的な人生のシフトチェンジ、
真面目に誠意を込めて語る。

帰宅前、ジョーダンズ三又から電話。
仕事を終えた解放感から、一転、凹む。

出前の御寿司で夕食。

HDDチェック。
『すべらない話』、くりぃむ有田、おぎやはぎのおぎ参加。

明日の男祭りを控えつつも、恒例の一年の振り返り。



1月
○倉敷に帰郷。"親孝行プレイ"を実行
○サンボマスターの山口くんと木内くんが来宅。
○『SRS』収録後、居残り、五味隆典選手&木口会長と食事。
 このときの五味選手の幾つかの台詞、忘れられぬ。

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2月
○歴史モノの番組にはまる。(平成教育予備校出演がきっかけ)
○『SRS』放送400回記念で韓国ロケ
○ストリームの「コラムの花道」をipodで聴き始める。年末まで熱中、続くことに。
○フジテレビvsライブドアのニッポン放送争奪戦、余波。

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3月
○角田信朗さんの取材で加圧トレーニングを見学&体験
○新番組『草野☆キッド』収録開始。草野仁さんと共演。
○連載『本と誠』を単行本化へ。『本業』制作を開始。
○「K―1」韓国大会観戦。チェ・ホンマンに負けた曙選手に落胆

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4月
○ドラマ『タイガー&ドラゴン』にはまる
○過密スケジュールの最中、「高田笑学校24」で漫才。
○小池栄子&東原亜希らが来宅。
 子供とヒーローの2ショット写真が我が家の家宝に
○『SRS』収録で3年連続、米国ラスベガスへ。前田日明と一緒に買い物も。

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5月
○帝国ホテルで、ナベツネ&三宅久之トークショーの司会をする
○『AERA』誌「現代の肖像」取材再開。インタビューされる側で昨年末から密着、続く。
○『浅草橋ヤング洋品店』DVD化が決定!解説のため6時間分見直す。

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6月
○『本業』推敲、果てしない作業、始まる。
○自宅から自転車で仕事へ移動、"自転車操業"開始
○『復活!浅ヤンSP』収録。堀江社長、NIGO、江頭、ナイナイらと共演

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7月
○グアムに家族旅行
○『浅草橋ヤング洋品店』DVDが発売。
○菊地成孔『サイコロジカル――』『情熱大陸』の回を見て興味
○『SRS』K-1ロケでハワイに。山本KID徳郁選手と初共演

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8月
○子供2歳に、「スネークピット・ジャパン」に1年間で100回通う事に成功
○夏フェスで漫才「ROCK IN JAPAN FES.2005」4万5千人の前で猫ひろしと出演
○子供の誕生日に、水道橋博士名義としては約10年ぶり単行本「本業」が発売
○花くまゆうさく著『メカ☆アフロくん』文庫版の解説文を寄稿。
○ウォーターライド目当てで、『大磯ロングビーチ』へ
○観戦したパンクラスNBTでスネークピットの井上くんが優勝
○友人限定でmixiを始める

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9月
○9・11高田笑学校25でトリを務めた漫才終了後、総選挙特番収録
○ゲスト解説者をつとめたPRIDE武士道GP中継、五味 vs 川尻の激闘に感動。
 ますます五味マニアに。

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10月
○毎朝、「アサイー」ジュースを飲み始める
○三池崇史監督作品『ワル -FINAL-』に出演。哀川翔と共演
○エプソンのプロジェクター、ドリーミオで『E.T.』のDVDを上映、感動。
○菊地成孔氏のラジオ番組に初対面でゲスト出演。雑誌で対談も
○押切伸一著『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』。
○子供と東京ディズニーランド。期間限定ホーンテッドマンションに感激
○俺のここ2年の育毛、増毛っぷりに再会した「プロピア」保知社長も驚く

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11月
○『徹子の部屋』にゲスト出演。「間に合った」感、強し
○子供、映画 『七人のマッハ』のキャンペーン「八人目を探せ!」に出演
○アサ秘ジャーナルに民主党の若手・石関貴史議員が出演。ダイヤの原石発見か!?

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12月
○新刊本『博士の異常な健康』取材で加圧トレーニングを体験、衝撃的。
○毎年恒例の旦那ごっこで、殿をすっぽん料理屋に接待。
○子供にとって、現在のスーパースターは猫ひろし。
 子供がモノマネをしているところに、本人登場のドッキリ実現。
○「ほぼ日」に連載していた、5年前のガンジーの日記に感涙。
○ TBSラジオ「ストリーム」コラムの花道、全放送をチェック、ベストを選出
○ 男祭り、3年連続大晦日に。至福の時。

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 最も大きな出来事は、『草野☆キッド』開始。
 最も達成感があるのは、『本業』出版。スネピ100回。
 最も嬉しい出会いは、井上康生選手。加圧トレーニング。
 最も魅了された人は、草野仁、五味隆典選手、猫ひろし、。
 最も感動した言葉は、ほぼ日のガンジーの日記の言葉の数々。
 最も感動した言葉は、コラムの花道の町山智浩の言葉の数々 。
 来年へ期待する人は、マキタスポーツ 
 最優秀グッズは、エプソンの『ドリーミオ』、『アサイー』ジュース。

 年間MVPは、3年連続、小野武くん。


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