「自閉症スペクトラム」「注意欠如/多動性障害(ADHD)」
おそらくこの2つのどちらかかもしくは両方
と 精神科の先生は言っていた
私は私の抱えていた「生きづらさ」について 納得した
先生が言ってることが 予言のように感じられた
「日頃 こういうことありますか?」「こんな風に考えることがありませんか?」と質問されることが 私の日常にことごとく一致していた
私は 障害の症状がこれほど私の日常に一致するのなら 私は典型的に これらの障害なんだ と思った
しかし まぁ これで
私は 堂々と自分の無能さを「言い訳」できる
「私は弱くて無能で頭がおかしい人間だから 人に迷惑をかけてしまうのは仕方ない」
と 考えていたが
そこに より具体的な病名が加わるのなら より具体的な「言い訳」ができる
特に 「他人とのコミュニケーションでの失敗」や「物忘れやケアレスミスによる失敗」や「注意力や集中力に関する失敗」なんかは この障害のせいして「言い訳」する
誰が何と言おうと 私は 自分の失敗や無能さに対しては 徹底して言い訳し続ける
「私が悪い ただ それは仕方ないことだ」というスタンスを心の中で貫く
少なくとも
「日常的に実感する自分の無能さや失敗に対して 自傷行為を行うほどに自分を責め続ける」
「なぜ私は周りの人ができることが『普通』にできないんだと強く思い悩む」
これよりは マシなはず
一時期は 他人に迷惑をかけても 大きな失敗をしても
「私は悪くない」
と 言えるような 人格破綻者になりたい と思っていたものだが
私は ソレにはなれそうにない
これから先の 私の失敗や 私が他人に迷惑をかけるようなことがあっても 私は「障害」を盾にして 自分自身を過度に責め無くて済む
私の無能さや失敗は 私の抱える「障害」が保証してくれる
私は もう 自分を責めたくない