キアヌ・リーブス主演の映画「コンスタンティン」

天使や悪魔、天国や地獄...

キリスト教の世界観が題材になっているようです。

その中で、キアヌ・リーブス演じるジョン・コンスタンティンが

「自分は死んでも、天国へ行けない」

と言うようなシーンがありました。

彼が天国へ行けない理由、それは彼が自殺生存者だからです。




世界の多くの宗教が自殺をタブーとしていて、
自殺した者は相応の報いを受けるというような教えをしています。

この映画を観た時、自殺生存者の私も天国へ行けないのだと思いました。

見えない烙印を押されたような、血の気が引くような、何とも言えない気持ちになりました。

周りのことや先々のことを考える余裕があるなら、死のうとしないと思います。

自殺を考える時、人は視野が狭くなり
この苦しみから逃れるために
自殺という手段を実行するんだと思います。

自殺という苦しい経験をした人達が、死んだ後も更に苦しめられるという考え方は、私には合わないです。

もちろん自殺を推奨するわけではありませんが、
苦しくて苦しくて自ら命を絶った人達が
亡くなった後も苦しみ続けることのないよう
穏やかに平穏に
苦しみから解放されていることを願います。