膵臓の術後、仕事復帰はどれくらいでできるでしょうか。
それは結構術式や個人差と職種によると思いますので、やはり医師に確認してからの方がいいです。
私は十二月に手術をして、縦に20センチくらいの大きな傷ができました。
そして、二週間で退院し、三月には仕事復帰しました。
別に四月でもよかったのですが、働き始めてひと月で病気のため休んでしまったので、罪悪感と、これ以上休んでいたら働くのが嫌になってしまう!と思ったから復帰をしました。
傷の痛みで退院後二週間はあまり動けませんでした。
でも、痛いながらも二キロ先の神社まで、一月中旬には遅い初詣にはいけました。
痛み止めは1日3回のロキソニン。
ただそれも、効果が術後ひと月ほど経つと微妙になり、処方が無くなった事でやめましたが、その頃にはあっても無くても痛みは変わりない感じだったと思います。
母は術後一か月と十日後には実家に帰ってしまったので、そこからは買い物など一人で行ってました。
そして、復帰が決まる三月には、歩いても全く痛くない位までは回復してました。
ただ、重いものを持ち上げたり…とかはまだ少し痛みましたし、傷を子供に触られたくはなかったですが…。
八ヶ月後にもなるとは…糖尿病さえなければ、病気で手術したのを忘れるくらい体はなんともありません。
糖尿病という病気の受け入れは済みましたし。
術後に抗がん剤や追加療法が無かったからこそ、の状態です。
傷の色は退院後にはちょうど指をぎゅっと握ると色がどす黒くなりますよね?あんな感じでした。
そして、半年後には傷の線が元の肌色で、その周りを彩度をグンと下げたピンク色が線の周りを縁取りしてる感じです。
そして一年後には手のひらのピンク色よりやや薄い色になりました。
多分これは将来周りと同じ肌色の、傷特有のテカテカした感じになるのかな、と思ってます。
ここからは記録がところどころ抜けているので、飛ばし飛ばしで行きます。
16日になってくると、なぜかもうPCAワンプッシュしても効果はあまり感じられなくなってきました。
眠くもならないし。
朝に採血をして、昼から五分粥食が始まりました。
…流動食から始めましょうよ…。
食欲が全くなく、食べる気すら起きないので、これは切実に思いました。
食事が始まるということは経過が順調な証拠。
でも、もし膵液漏ができていたら。
食事をとると当然膵液分泌は増えてしまいます。
もう私にとって膵液漏はとんでもなくヤバいもの!という認識です。
だって、外科でそう教え込まれてたから。
まあ、ちゃんと管理すれば大抵の人は時間がかかっても回復するんですけど…ただでさえ排液が暗血色から変化しない自分は食べて大丈夫なの?という不安を持ちながら食事をとりました。
五分粥がどんな食事かというと…うどんが出ます。
卵焼きも出ます。
ほぼ普通食じゃないか。
私の摂取量は一日水150CC程度しか飲めない胃袋になっていました。
なので、うどん数本と卵焼き一切れ、乳製品を一口食べたらお腹に激痛が。
久しぶりの固形物でお腹がびっくりしてしまったようです。
無理はやめようと食事を中止したのですが、今度は傷も痛くなり。
点滴の痛み止めを頼んだのに、やってきたのはカロナールという錠剤。
水五口ぐらいで一気に飲んだらもう限界だったのか胃は大ダメージを受けたらしく、傷よりも胃が痛~~~~い!!!
30分以上もだえ苦しみました。
夕食も怖くてほとんど食べられず。
12/17(術後4日目)には背中の痛み止めが抜けました。
ついでにお小水の管も。
12/19(術後6日目)にはCVも抜去しました。
これで心電図モニターとドレーン&ドレーンバッグ以外のものはすべて外れたわけで、ずいぶん身軽になりました。
このころ一番怖かったこと。
それは排液の色よりも血糖でした。
術後は手術侵襲もあり、血糖は高くなります。
でも、傷もよくなってくるにつれて、血糖は下がってくんです、自然に。
でも、私は食事を開始して、点滴が終了しても血糖は下がっていきませんでした。
高い時には300mg/dlオーバー。
通常の1/4程度しかたべてなくても、です。
食前血糖に一喜一憂する日々でした。
ドレーンの排液は暗血色のまま変わらず。
量だけが減ってきました。
あと書き忘れていましたが、術後二日目か三日目あたりからお腹に大きな内出血斑が出現しました。
その大きさは両手で隠れないくらい。
薄い部分と紫の濃い部分と。
医師曰く、ドレーンに沿って出現してるから、ドレーンが悪さしてるのかもしれないと。
皮下出血…とか言ってた気がしますが忘れました…。
でもこの後はなかなか消えず、退院後一週間…つまり術後三週間ほどでやっとあまり目立たなくなりました。
主治医の先生以外も入院中は回診に来たので聞いてみたら、大体一月くらいはかかる、とのことでした。
最初のころは数日ごとに濃くなる部分が変わっていったため、中で出血が続いてるのがわかって怖かったです。
結局ドレーンから排液がほとんど取れなくなっていたため、12/20にはドレーン交換を行うことになりました。
痛みの方は術後三日目からは順調に減少していき、棟内離床も積極的に行えるようになっていました。
やっぱり術後三日すぎないと痛みはどうしようもないですね。
でも、その三日間を何とか乗り越えれば、あとは本当に日に日によくなっていくのが実感できるので、これから腹部の大きな手術をする方は、術後三日目の夜くらいまで何とか頑張ってください。