看護師として働いていたことの感覚としての一つに。
CTは画像を撮るだけ。
そんな感覚がありました。
だから、造影CT検査と言われた時もあまり気負わずにいましたが、それは大きな間違いだということが、自分が体験してわかりました。
私は既往に咳喘息があります。
咳喘息といっても風邪の後に気管支炎が悪化して、ひと月くらい咳が止まらなかったときに呼吸器科に行ったときに下された診断です。
でも、私としてはあれは気管支炎だったと思うんですよね…。
でも、診断されてしまったことは事実なので、アレルギー科にもおとなしく行き、検査を受けました。
その結果やはり気管支抵抗が高いので、ステロイドを念のため使ってアレルギー反応ができるだけ出ないようにした方が安全、ということでした。
というのも、喘息が既往にある人は、既往にない人の何倍も副作用が出やすくなるそうです。
もらったステロイドは小さなオレンジ色の錠剤。
でも、この小さな錠剤…体に大きな影響を与えるんですよね。
短期間ならそれほど気にしなくていいのですが…。
ステロイドって普通人間の体の中で作られています。
でも、ステロイドを薬などで体外から補充してしまうと、体はもう自分でステロイドを作らなくてもいんだ、と判断して、作らなくなってしまうんです。
医師の指定した用法容量をきちんと飲んでいたなら大丈夫ですが、結構多い量をある程度の長期間飲んでいる場合、突然やめてしまうと色々体の中でまずいことが起こります。
詳しく知りたい方は申し訳ないですが、自分で調べてください。
私が指示されたのは検査の12時間前と2時間前の2回にステロイドの錠剤を飲むこと。
もちろんその指示を守って検査へ向かいました。
検査は午前中だったためにご飯を食べてこないでください、と指示があったため、薬と脱水予防で水だけはしっかり飲んでいきました。
検査は台の上に寝転がり、まずは位置決めで機械の輪の中を二~三回くぐります。
その後に、腕から造影剤用のルートをとります。
私は血管が見えにくいこともあり、採血を採る場所と同じところにルートがとられました。
多分大体の人はそこにルートキープされると思います。
その後、生食が流されて痛みを感じないことを確認してから、検査開始。
両手を万歳して、造影剤を一気に注入します。
結構多い量が一気に体に入っていくので、本当に大丈夫かかなり不安でした。
一応ステロイド飲んでいたけれども。
造影剤が注入されてすぐに体が一気に熱くなりました。
そして一番うわー…と思ったのが、股間のあたりが熱くなるんですね。
強いて言うなら漏らしそうな、漏らしていそうな感じ?
力を入れて意識してないと本当にしてしまったんじゃないか…という感覚に陥りました。
これは副作用でもなく、結構な人が感じるそうなのでそれほど怖がることはありません。
最初はびっくりしますが。。
あと、なんとなく気が遠くなる感じ。
意識を失うほどではないけど。
そして喉を抑えられてるような少し息が吸いにくい感じがしました。
自分の体が今現在どのくらい健康なのか判断できなかったので、どれをどこまで注意すればいい副作用なのか、正直わかりませんでした。
でも、すべての症状も大体15~20秒くらいで収まったので、そのまま報告せずに検査は終了しました。
でも、正直本当に怖かったです。
2回目とかなら大体こんな感じ、というのがわかりますが、私は患者が検査しているのを撮影室の方から眺めていたことしかないので、実体験は初めてでした。
本当に自分で体験してみないと本当のことはわかりません。
これから造影CTを受ける人は、自分がアレルギー体質の場合はしっかり報告することをお忘れなく。