ディズニー楽し過ぎてまだ夢の中です。
あとアプリでおみやげ買うようになってから届くまで時差あるからディズニー行って来た感も半減よね。
りぼん10月号掲載、絶叫学級―転生―
ネタバレ含む感想になっておりますのでご注意くださいm(__)m
【ざっくりネタバレ】
今より50年前のこと、秋元雅のクラスに左の目の周りにあざのある生野陽子が転校してきた。母親に捨てられ学校でもいじめを受け、体は傷だらけだったが自分の未来に希望を持ち自分の力でどうにかしようという姿勢に秋元の家のことで悩む雅は驚きを隠せなかった。雅には明るくて美人な可憐と足の不自由な清良、2人の妹がいた。そして次の器に清良が選ばれることになり…!
【ざっくり感想】
黄泉こと秋元優美出生の秘密編です!
つまり雅は優美の父で、陽子は優美の母。
優美がどうして黄泉になったかの話はあったけど、優美誕生の話があるとは…
これはかなりそそられました!
私、秋元家シリーズ好きなんで楽推しなんで
秋元家が遣える神社では生きた人間に天照大御神を降ろすことことによって、神が降りると幸運がもたらされるとされていた。
ただし器となった人間は体の自由をうばわれ、最終的には命を落とすことになる。
楽編の時、朝日がその役目に選ばれてたね。
だから今楽の隣には朝日の姿をした天照大御神がいる。
だいぶ宗教深いお話なんだよね~
こーゆう話は好きなんだけど、りぼんじゃないと(ハード過ぎて)読めないからいしかわえみーじょが描いてくれて嬉しい!
自分の家に対して疑問を持ちながらも目を逸らして来た雅は妹の清良が器に選ばれたことに取り乱し悩み始める。
器には少女しかなれないのがまた悲哀を感じるよね。
みんなこのことに疑問を持ってるのかもしれないけど、こうやって生きてきちゃったら変えることって難しいから…器という名の生贄を差し出すことによって幸せになれると思ってる人たちが差し出さなかった時のことなんか、考えられるわけないだ。
でも雅はそこに出会ってしまった。
“未来は自分で切り拓くものよ”
陽子もだいぶ訳ありだけど!
傷だらけの痣だらけって、いじめだけじゃなく虐待も受けてるよねあれは。
でもその状況に屈しないで自分の力でどうにかしようと思ってる陽子に、雅は惹かれ始めて…
そんな風に考えられる人が初めてだったから、雅にとっていろんな意味で衝撃だったんだろうなぁ~
“もしかしたら神に頼らなくたって人は自力で幸せになれるんじゃないのか?”
至極当然なことを言ってるように見えるけど雅にとってはこれが、人生初めての秋元家に対する反発で出会っちゃいけないことだったのかも。
“あなたは死ぬまでここにいるの私達を見捨てるなんてできない!!”
これはもう1人の妹、可憐が雅に向かって叫んだ言葉。
可憐が嫌な子に見えるけど、可憐も器には選ばれていないとしても自由はないんだよね。だから八つ当たりのようなもんで、みんな幸せに生きてるのかはわからなくて。
雨の中家を飛び出した雅に傘を差しだす陽子とのシーン…
ここ最高だから。
つい感情的になって大声を出してしまう雅を、キスで塞ぐ陽子。
このキスの仕方がロマンチック。
ここたまんないね~!
不意打ちなキス大好物なんだけど、この角度とか手の感じもいいの!陽子からしてるのもいい!
これだから少女漫画はいいだっ!!!
“ずっと後悔してるこの日きみの背中にすがってしまったことを”
さて、陽子を選んでしまった雅にのしかかる次なる運命は?
次回も楽しみです