こんにちは!
未だに長野高専吹奏楽部に在籍している山下です。
お久しぶりです。
ここ数年は災害あり、疫病ありでかつてに比べると本番の数もかなり少なくなっていますが、新入生もたくさん入ってくれて、嬉しい限りです。
さて、おそらく10年以上は言われ続けている「部室移転」。少し状況が進展したのをご存知でしょうか。
今まで築年数およそ50年のプレハブで暑い日も寒い日も雨の日も風の日も耐え忍んで合奏をしていた訳ですが、昨年頃から多目的室という場所をお借りして合奏を行っています。鉄筋コンクリート造のエアコン付きで、打楽器も基本的に置きっぱなしにできる部屋なので、これまでのような厳しい環境での合奏や保管は比較的改善されました。
今まで主に使っていた大部室は夏は50℃、冬は氷点下になり、すきま風や雨漏りも多発していました。
これからは雨音や風の音を気にせずに合奏ができるのです!!チューニングも調整範囲内で収まります!!打楽器もまともな保管ができます!!!本当に嬉しいですね!
しかし一つだけ欠点があって、それは楽器庫が無いために合奏の度に部室から多目的室まで移動しなければならないということです。部室から多目的室までは200m程の距離があります。
小型楽器は苦では無いのですが、チューバなどの大型楽器は毎回運ばなければならず、大変そうです。しかも、グラウンドを通過しなければたどり着けないので、チューバのキャスターを使うと埋まってしまいます。結果、腕力で持ち上げるしかないのです……。
そこで私は考えました……
チューバを運べる台車を作ろう!
設計条件
・5cm程度の段差をクリアできること
・グラウンドに埋まらない車輪を有すること
・チューバを2本安定して積載できること
・楽器に振動をなるべく伝えないような構造であること
・部室入り口の引違い戸を通過できる幅であること
以上のことを念頭に置いて、長さ1200mm、幅750mm、高さ1000mm程度でラフな図面を描いて製作に取り掛かりました。
デイツーで木材やビスを買ってきて、モノタロウで一輪車用の車輪を注文して、現物合わせで組み立てます…。
木材をどんどん切ってどんどん組み立てます。
なんか木材の歪みがすごい気がするけど、まあいいや!!
ビスで剛結すれば問題ないっしょ!!
完成間近です。当初はベニヤ板を使ってリーフスプリングを実装していたのですが、耐候性と耐荷性の無さから取りやめました。
後輪の取付部には車軸位置からオフセットした位置にベアリング台座を取り付けて、小回りも効きます。
製作開始から2週間程で完成!!
やったー!!!!
完成してすぐに管楽器を載せるのはなんかこわかったので指揮台や譜面台等を積みました。
なんかミシミシ言うけどとりあえず出発!
早速壊れました。
いやー車輪の取付部材が折れましたねー……。
楽器積んでなくて良かったです…。
敗因は2つです。
まず木材の繊維直角方向の曲げ引張強度を過大評価していました…。車輪を片持ちで取り付けた結果、ビス留め部分に曲げ応力が集中してしまったようで破断していました。残念。
もう一つは木材のビスへの耐引き抜き力の過大評価です。これも結局は曲げモーメントによるものなのですが、足回りの木材が取り付け台座にビス留めしていたにもかかわらず引き抜けてしまっていました。繊維方向と同じ方向にビスを打ったのも原因ですね。
対策としては、木材は繊維方向が強軸であるということを念頭に置き、これをうまく利用した曲げモーメントを吸収するような構造に作り替えたいです。
それから、金属のL型アングルなどを使ってビス留めするのが適策かなと思っています。
現在製作中なので、ちゃんと使えるようになったらまたブログに上げたいと思います。
7/17日は定期演奏会です。
ご視聴お待ちしております。
















