少し昔の作品になるけれど、佐々木潤子さんの
『風の生まれるところ』
というマンガがとても好きだった。
たしか私がまだ小学生の頃だから…十数年以上前のマンガ。
主人公の深雪はテニス留学で実力を磨いた少女。
祖母は日本でも有名なテニスプレイヤーだけど、現在は行方不明。
祖母がフランスにいるかもしれない、とフレンチオープン出場を目指したり、、
世界ナンバーワンプレイヤーと試合をしたり、日本でも期待されるプレイヤーとなり、
グランドスラム制覇を目標に進んでいく物語です。
スポーツ漫画としては、かなり現実感もあってレベルの高い作品だと思う。
某テニス漫画のようにありえない技は出てこないし、
実在するテニスプレーヤーが実際に使った作戦や、言葉を効果的に使われていて、
漫画なのに試合展開にドキドキしながら、何回も繰り返して読んだ。
出てくる好敵手たちが、また魅力的。
深雪に勝つために、身体を壊すまで練習した少女や、
プライドを捨てて「勝つ」ことにこだわった、世界ナンバーワンプレイヤー。
精神力の限界に挑み続ける少女、感情を見せないプレイをする少女。
テニスにも色んなスタイルがあって、色んな作戦があって、
駆け引きがあって、本当にテニスって面白いって思えた。
テニス以外の部分・・・
恋愛や、祖母や祖母の周りのひとの血縁関係などもドラマはあるのだけれど、
そこには消化不良の部分があるのは否めませんが…。
とりあえずテニスの試合が何よりも面白いし、いまだに大好きなマンガ☆
いま流行りの、わけわからん技の名前がつくような、ありえないプレイは一切出てこないので、
純粋なスポーツ漫画としてオススメしたい作品です。
