暗い話が続きますので、サクサクいきます…今回で過去編おわりです💦

 

手摺外れた当日の夜に発覚した、

手摺を現場監督が付けていた

という事実…

正直なにか問題あったの?ってよくわからなかったんですけどね…

次の日の朝、工務店社長さんが来られて…

さらに追加説明がありました。(旦那は仕事で不在のため、私が対応)

 

社長さんしし座「この度は本当に申し訳ありませんでした。昨日自分がお伺いすることもできず…本当に重く受け止めております。昨日設計からお伝えさせて頂きましたが、追加でご説明させて頂きます。

まず、手摺の現状についてです。

現場監督からの報告では、下地がついてないと思われる個所は2か所とのことだったのですが、嘘偽りなくお伝えしますと…実のところ、すべての箇所、下地がついていません。」

 

餅「!????」


しし座「ではなぜ手摺が壁に付いてるかというと、じつは偶然の産物なんです。ここの階段室が、一部耐力壁でして、耐力壁は全面ビスがきくようになっておりまして、その箇所については下地はいらないです。あとは、たまたま間柱や構造部材があった場所でビスが効いてるといった具合なので、設計上図面でしるした箇所に本来あるべきはずの下地が全くないけど、たまたま付いているという状態です。

大変お恥ずかしいはなしで、本当にあってはならないことがおこってしまったと認識しております。誠にもうしわけございません。」

 

餅「!????」

 

しし座「ではなぜ下地がないという状態がおきたのかということですが、

まずは職人のミスが原因です。

実は、うちの工務店…ほぼほぼ手摺を階段内側に付ける設計をしてまして…

残りの少数…外側に付ける場合というのはお施主様からの希望があってという形なのです。

本当にお恥ずかしい限りなのですが、図面上外側に付ける指示をしていたにも関わらず、職人が図面を見落とし

普段通り階段内側に下地を付けてしまったようです。

そして、当社のシステム上、材料の発注は現場監督が、取り付けは職人がという分業をしているのですが、

もちろん現場監督は自分が階段外側の部材を発注していますので、外側に手摺がくるとしっています。

下地を取り付けた職人が予定通り手摺取り付けまで行っておれば、もちろんその段階で下地の位置を間違えたことに気づくはずなのですが…昨日お伝えしたように現場監督が手摺を付けてしまった…。

現場監督は図面上階段外側に下地がついているものと思って手摺を外側につけてしまいました。

二つ目の原因は今からお伝えするのですが、

実のところ、現場監督は現場を管理する立場として、当社では施工に手を出さないという社内規定があります。

ただ、本人もスキルアップしたいという思いもありまして、施工の手伝いをしていることに関して、我々も正直黙認しておりました。たとえば、石膏ボードを貼る際におさえ係をするだとか、タイルの目地いれの手伝いとか…そういう補助的な立ち位置で手伝いをしているくらいであればまぁ問題はないだろういう気持ちが私にもありました。

ただ、現場監督は色々なことを手伝っていくうちに、手摺を付けることが補助的な範疇を超えていた行動であると気づかなかった。

その範疇を見誤った結果、職人の手をかりず一人で手摺をつけてしまった。

これもまた、このような欠陥を見過ごした原因のひとつだと考えています。」

 

というような内容でした。

あとは色んな苦言をお伝えして…

打ち合わせ途中、変更点が展開図に反映されてなかったり、伝えたけど変更されてなかって施工されてしまった部分があったこと。今の議事録は分かりにくいから、表にして一覧で見れるようにした方がいいと思うとかとか…(小野さんのブログが一番参考になるけど、

私もコメントしてるから紹介はしなかったけど、あれを工務店側がしてくれたら一番いいと思います💦)


 

つまりは、

現場監督が補助的な範疇を見誤るくらい、色々な大工作業をしていたのが原因だったと。

日ごろからいろんな現場で大工作業していたのでしょうね…

それくらいどの現場でも普通の大工作業を日常的に行っていたら、うちで手摺付けたかどうかなんて覚えていないとおもいます。

 

ちなみにですが、旦那にこの原因を伝えたら、

「え?現場監督には怒ってないで…

だって最初に図面みないで勝手に内側に下地入れた奴が悪いんやん。

そいつが間違ってなかったらそもそも誰が手摺付けたってとれるとかないんやし。

っていうか、現場なんていろんな人がフォロー入って、自分の作業の続きを必ず自分がするわけじゃないんだから、

自分が手摺付けてたら気づいてたとか、ただの言い訳。

図面見てないとか、論外やん。誰が手摺付けても安全なようにしとかなかった奴が悪い。」とばっさりでした昇天

 

そして、社長さんが「職人さん後日お許しいただけるのであれば直接謝罪に来たい」と言ってたことも伝えると、

「いや、謝罪とかいらんし。終わったことやからいまさら言われても。

あ、そう…で?って感じやし。

謝罪なんて、謝った側がただ許されたいだけ、謝ったという事実に気持ちよくなりたいだけやんか。

そもそも怒りを通り越してどうでもいいと思うレベルやから。もうまるもちに任せるわ」

だって…凝視

ちなみに営業さんからも、「後日ご主人在宅時に職人と社長が謝罪に伺いたいのですが…」と打診をうけましたが、

旦那…こんなこと言ってたから謝罪受けないとおもいます驚きと伝えたら、

「おっしゃる通りで…昇天」とぐうの音も出ない感じでした。

こっわ…うちの旦那こっわ…昇天

ほんと覇王色の覇気持ってるって思ってる…

 

そして階段を下地いれなおす大規模修繕になったのでした。

続きはコレ↓笑

悪意のない、ある意味拷問をうけたお話昇天