産後の受難がつづいてる①~産後の失敗 引っ越し~ | 元保育園長の 妊娠 出産 子育て

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2019年6月 初出産
妊娠記録から産後のこと
子育てのことを綴ります

2019年 6月 第1子男の子を出産

地味でまじめだけど、しっかりと毎日を積み重ねる育児に憧れている 母 Majimi です。
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妊娠糖尿病も無事に卒業し、
予期せぬ感染症、産後うつ、産褥入院を経て
なんとかそろそろ穏やかに子育て生活を営みたいと思っていたが、まだ受難が降り注ぐ。
 
 
【乳児を連れて引越しを決行】
 
引越しすること自体は以前から決まってはいたものの、産前か産後か迷ったあげく大事をとって産後にした。のが間違いだった、、。
 
妊娠中にしておけばよかったショボーン
 
と後悔中。
 
キョロキョロ私の状態→産後2-3ヶ月なら私も回復していて、赤ちゃんはまだあまり動かないで大人しいと予測していたが、私の回復はイマイチ。腰痛と鬱っぽさを引きずっている。
ほっこり赤ちゃん→なんと2ヶ月後半にして寝返りを覚えた!1度覚えたら早い早い。初めてできた次の日には2~3回転するようになった。うつ伏せのまま足でもがいて、時計の針のようにグルグル回転もする。ベビー布団からはあっという間にズレ落ちる。もがいた勢いで頭を壁にぶつけるのも、顔を畳に擦るのも、まだ可哀想な状況になってしまうのですぐに助けてあげる。
→目が離せない、、。
 
スリングに入れてだっこしながらの荷造りも意外とダンボールの端が危なかったり(私の手も擦り傷切り傷が意外とたくさん) ホコリは舞うし、前に赤ちゃんがいるのはやりづらい。
 
ということで、
産後の引っ越し大変さ①荷造りをできる時間が圧倒的に産後の方が少ない。
 
妊娠中なら荷造りも、気をつけながらゆ~~っくりやればいいし、じっくり取り組める。産後はスキマ時間に少しずつしか荷造りできない。
 
産後の引っ越し大変さ②産後ポンコツ化 で作業効率激悪
産後の処理能力はものすごく落ちていて効率が悪い。ギリギリまで使うものを残しつつ未来予想しながら取捨選択して作業していく、時間をかけた引越し荷造りとはかなり高度な処理能力を要すると思う。
 
産後の引っ越し大変さ③ 赤ちゃんに気を遣う (母親の防衛本能が止まらない)
大人なら、多少不便な生活が続いても、代替え品がすぐコンビニでも手に入るし、外に逃げることもできるが、生後2ヶ月の子どもに無理を強いることはできない。
虫に刺されたらどうしよう、カビが悪さをしたらどうしよう、ホコリを吸いすぎたらどうしよう、対処、対応、予防のための物をなかなか仕舞えず、日常のものも代替えしずらく必要なグッツはけっこう多い。
 
且つ 新居にも赤ちゃん用の清潔で安全なスペースを確保してからでないと荷解きも取り組めない。(防衛本能を働かせるべきスペースが何倍にも膨れ上がった)
 
幸い近距離での引越しなので、退去と入居に2週間の被り期間を設け、新たにエアコンを設置したりある程度掃除をしたり少しずつ荷物を運んでもらって、寝室だけは安全地帯を確保。
2週間も家賃がもったいないと最初は夫に言われたけれど、私には無理だとはっきり伝えて、2週間設けたのだけはよかった。
 
 
産後の引っ越し大変さ④ 疲れる やっぱり疲れる そして人手が必要
当日は実母と叔母が手伝いに来てくれた。
実母には赤ちゃんと二階の寝室 安全地帯に避難していてもらう。 
叔母は掃除や片付け 食器の荷ほどきをメインにキッチンを使えるようにドンドン動いてくれた。
私は、何からしていいかわからなくて、どうしよう どうしよう という無駄な動きが連発。
産後のポンコツ化を目の当たりにする。 いつもなら優先順位 段取り をつけて気合入れて取り組むだけなのに、
ちょこちょこ気になる物を持っては置き場所かえて、やりかけのまま次のやつを手に取って 注意力散漫状態 自分でも思うようにコントロールできない。イライラする。
 
叔母の姿を見ながら、真似ながら、とりあえず少しずつ納めていき どこに何があるか 大筋で把握する。
 
そんな具合に体力面ではもちろんだけど、頭や精神もとても疲れた引っ越し。。
夕方には 「どうしよう、疲れちゃった、疲れちゃった、、」と声に出してへたり込んで動けなくなってしまった。
 
なんとか当日を終えた。
 
 
しかしここからが、予想していなかった大変さDASH!に突入
 
とりあえずの事を終えても全然落ち着かないのだ。
 
産後引っ越しの失敗① 家を大きくしすぎた
家が大きくなった分、自分の手中の中にあるような感じがしない。恐くて落ち着かない。
まだまだ邪気払いができていないような感覚。
アリや虫などがまだチョロチョロしていてとても嫌になる。(庭つきになった)本当に庭はいらない。
 
アパートから二階建ての戸建になったので、日常動線がとても長くなった。
赤ちゃんを2階に寝かせたまま 気が気じゃない思いで1階で食事や家事をする。
食事はどんどん疎かに、朝昼兼用で たまごかけごはんを3秒で食べる。
(この気が気じゃないのは多分職業病 目を離してその場から離れる 一人にする ことがものすごい恐怖。
現役の頃は何かあったらお縄を頂戴する覚悟で日々保育をしていたのだから。自分の中での危機管理の基準が厳しすぎるのだろう。とても一人でできるものではない。)
 
宅配スーパーを頼んでも、ピンポン鳴ってもすぐに出ていけない。アパートなら4歩くらいで扉もあけられたのに。
二階になんかいたら絶対に出られない。
 
ポストの中身を確認しに行くのだって、傘さしていかなきゃいけない…。赤ちゃんを置いて玄関外に出るのが恐怖
だけど赤ちゃん連れて 無用に濡れたり 枝に引っかかったり 蚊に刺される 環境にさらすのも嫌だ。
 
 
日常を送るのが精いっぱいで、日常以上の荷ほどきが全然できない。
必要なモノを段ボール開けながら探して、どんどん散らかっていく。
腰を据えて片付けが全くできていない。
 
1週間経つうちに、庭の雑草が気になってくる。庭の虫や害虫のことを想像 妄想して恐くなる。
 
毎日夕方が怖くて、天気の悪い日は朝から恐かったりする。
主人に早く帰ってきて欲しいとメールする毎日。
早く帰ってきた!!爆  笑と思ったら、ウエアに着替えてジムに行ってしまう時の悲しさ。
 
暗い時間は母子ぼっちにしないで欲しいあせる
 
引っ越しの疲れか、引き続き腰も痛いショボーン
 
引っ越してきて 嫌なことばかりに気がつく。
前のアパートに戻りたい。。私がこの家がいいと言ったのに、、 と落ち込む。
 
夕方になると 寂しくて 怖くて とりあえずの家事も終えていて何もすることなくて、
でも大掛かりなことはできなくて
部屋で泣いていた。汗汗汗汗
テレビでもあれば気がまぎれるのかも、、 と初めてテレビ生活が恋しくなったりもした。
 
これ ホームシック???
これは、、
産後うつだね 
 
この度はっきりと自覚した。
今まで、片足突っ込んでいるね とは思っていたけれど、
もうこれは産後うつなんだと思う。
 
 
産後引っ越し経験のある友人に話したら
みんな 引っ越し後 少し間を置いて ドーンとDASH!鬱の波が来ていた模様。
その子が支援センターのスタッフに心配されて言われたことが
離婚産後引っ越し鬱になる三大要因だから、そのうちの2つを同時にやっているのだから絶対自分を責めちゃだめだよ。とにかく自分をしっかり大事にして」
と。
なるほど、説得力のあるお言葉。
 
鬱を認めて、実母や友人によく電話やメールをするようになった。