常念山脈縦走 その1 | べろのクモヤ号!〜俺に点検させてみろ〜

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登山や鉄道などの趣味や舞台などの現場仕事や鉄道カフェのべろの日常です。





前夜に梅田三番街高速バスターミナル21時30分発









さわやか信州号で上高地へ


車内登山客100%









翌朝5時20分定刻に上高地バスターミナル到着








6時入山








1日目上高地から大天荘までコースタイム約20時間のチャレンジ
コースタイムの50%で大天荘到着が15時40分(休憩無し)


気温15℃ほどか?
ちょうど良い







上高地からお馴染み梓川沿い
小梨平からの風景にはいつもいつも癒されます








25分程で明神館に







ここから徳本峠の登坂






徳本峠小屋
コースタイム50%以下で若干貯金出来た
小屋の人ど暫し談笑

そして出発
ここから未知の領域
大滝山を越え蝶ヶ岳までほぼ樹林帯でダラダラ登り
コースタイムで大滝山荘まで5時間35分、蝶ヶ岳まで7時間30分
ここが初日の要の様な気がする
頑張り過ぎると後で響いて来そうだ!






大滝槍見台

大滝山南峰までほぼ中間地点だ!


初めて登山者が居た
ソロのおっちゃん
休憩中だが虫が集まって凄いことにに






やぐらに上がると絶景が広がり槍が見えます
さすが槍見台

そして数分の撮影タイムにて離脱






どっぷり樹林帯から草地が出現
高度が上がって来た

しかし樹林帯の遮りが無くなると日差しが暑い






草地にはお花畑が


そして1時間少々で





大滝山南峰へ







程なく







大滝山荘

まだコースタイム50%以下をキープ

ちょっとだけ休憩で山荘でジュースを
今回の山行、時間がタイト過ぎるので休憩も5分単位で!

山荘離脱





すぐに北峰へ


となりの蝶ヶ岳へは1時間以内の圏内






北アルプスらしい稜線歩きになって来ました







バイケイソウが満開です







三俣への分岐







キター!








そして蝶ヶ岳ヒュッテが!






蝶ヶ岳 12時

50%を越えてしまった





とは言えちょっとだけ休憩しよう

のんびり出来ない
ちょっぴり休憩で出発

常念まで2時間で!
遅くとも14時をちょっと回るぐらいで着かねば!





蝶槍でポチッと1枚
5秒で発車!

砂礫帯から樹林帯へ
ここまで順調でしたが対向の登山者に熊出没情報

マジか!

近くに居るそうで恐る恐る進むと登山道に黒い物体

その距離2m!

背中を向けてたので気付かれずに後ずさり
程よく離れた場所に待機
何故か無意識にダケカンバに登った!

息を殺して待つこと10分
熊さんは斜面へ駆け上がって行った

しかし樹林帯を抜けるまで油断ならん!
抜き足差し足と恐る恐る進む

コースタイム半分、休憩無しで大天荘到着が15時40分
コースタイムほぼ半分だったのに一気に時間が押して来た
大天荘まで無理っぽい






ニッコウキスゲが満開


まだ熊さんは近くに居る
対向の登山者数組に熊遭遇、そして近くに居るのを伝えるとそれぞれのリアクションが面白い(不謹慎ですが…)
眉間にシワを寄せてビビる人、マジかと笑い出す人、
笛を出してピーピー鳴らしながら行く人
みんなそれぞれのリアクション!

対向で通り過ぎて5分ほど経つのに後ろの森の奥からまだ笛の音がピーピー聞こえて来る!

それ程の恐怖心を人々に植え付けるのであろうか
私も熊という猛獣の遭遇は恐怖で見た瞬間は一瞬凍りついたが
実際に危険が過ぎ去り一呼吸おいて考えたら熊の後ろ姿はプーさんの様に可愛かった


そして樹林帯を過ぎ常念の岩稜帯に差し掛かったらハイドレーション内水切れ!
あとポカリスエットが2口分
水分が2.5ℓ程あったのに
日差しが容赦なく降り注ぐ
あと常念小屋まで1時間ほど

なるべく発汗しない様に
血液が濃くなり熱中症が怖い
ここからスローで本日残念ながら常念小屋泊で




よし






常念岳山頂

あと山荘までは下るだけ







20分程で







常念小屋16時

2時間も遅れて到着
まぁ仕方無い!


しかし対向の登山者に熊出没情報がなければ走ってて熊に突っ込んでた!
本当、命拾い
そして靴を脱いだら足の指が爪でズタズタ
明日はペースを落とそう!






まだ誰も居ない
明日は3時30分起きだから入り口近くのいい場所をゲット







夕食後
早々に就寝
お休みなさい。



2日目につづく