昨今、話題に上がっている

「全日本ラージボール選手権」

の参加資格に関しての私見です。

(11)参加資格

③中学生以下の児童・生徒および高体連・日学連登録の生徒・学生は参加できない

100歩譲って、この記載がある為、学生達が出場できないのは理解できる。

しかし、各都道府県の連盟が理解してない又は通達がいっていないこと自体が問題ではないだろうか。

そもそも、全日本ラージと全国ラージがあり、両方共に予選があり、各都道府県毎に予選への重複参加の可否が異なる事も疑問である。どちらかの大会に上下関係があるなしの問題ではなく、統一性がない事を疑問視する。

(例えば、自分のいる石川県は同一日に同じ会場で予選を行い、どちらか一方の予選にしか参加できないが、隣の富山県では、全日本ラージの予選の後、別日に全日本ラージ出場者を除いて全国ラージの予選を行う)

日本卓球協会の公認(JTTAマーク)というのが、そもそも疑問視しているが、これはまた別の機会に…

 

自分は元々、

「硬式とラージは別競技」

と思っています。

例えるなら、

野球とソフトボールの関係に似ていると思っています。

野球経験者はソフトボールを行った際に活躍しやすいが、TV番組でも見たことはある事で、プロ野球選手がソフトボールのトップチームと試合をしても必ずしも勝てるわけではない。

卓球でも硬式のトップ層とラージのトップが試合をした動画がYoutubeなどで発信されており、硬式が必ずしも有利なわけではない。

 

 

 

自分的な解決策としては、

日本卓球協会への登録を硬式は硬式、ラージはラージとして区分けするのが良いのではないかと考えます。

過去に硬式で登録している人が、からかい半分で予選会に出場し、予選通過の成績を残しているにも関わらず、本戦出場を辞退したという事例もあったと聞きます。

多分、ラージボールを真剣にしている人(特に高齢者の方々)からすれば、"硬式の人(←ラージ界隈でよく耳にする)"が、からかい半分で(ラージボールを馬鹿にして)大会にされるのが嫌なのだと思います。(自分は逆で、硬式は連盟登録の必要ない大会にしか出場せず、ラージは公式の大会に出場します。別段、硬式で勝てるわけではなく、硬式はからかい半分です(笑))

 

つまり、棲み分けをキチンとすれば、問題なく、両方(二刀流)したい方は両方に重複で登録すれば、公の大会等では問題ないのではないでしょうか?

オープン大会や業界のすそのを広げる意味で硬式・ラージの境界線は無い方が良いとは思いますが、公の大会は競技者の目標の一つなので、ある意味での厳格化は必要と思います。

 

※これは、あくまでも自分個人の私見です。