イルカの調教師の方に思いっきり叱ってほしい。 | ちらし寿司にうってつけの日

イルカの調教師の方に思いっきり叱ってほしい。

~前回までのあらすじ~



チャカ・カーン星人を倒した僕らは、ユッケ姫が捕われている城を目指した。


しかし、先程の戦いでフィリピーナ恵は立っていることすら精一杯の状態であった。それもそのはず、フィリピーナ恵はチャカ・カーン星人のチャカチャカビームをまともに浴びているのだ。


心配する僕らに、フィリピーナ恵は言った『ワタシノコトハ…キニスルナ…オマエタチハ…サキヘ…ススメ…』


私は言った『バカ野郎!仲間を見捨てて行けるわけねぇだろ!!』


フィリピーナ恵は言った『アナタタチノ…モクテキハ…ヒメヲ…スクウコト…デショガ…』


わさび太郎は言った『辛いけど…ここでフィリピーナ恵とはお別れしよう。』


平成のスフィンクス長谷川は言った『テメー!!なんてこと言うんだ!!フィリピーナ恵の命はどうだっていいって言うのか!!』


ブーツイン男爵は言った『落ち着け!わさび太郎が本当にそう思って言っていると思うか?フィリピーナとわさびは幼少時代から、時には親友、時にはライバルとして常に一緒に過ごしてきたんだ。そんな仲間と別れるわさびの気持ちも分かってやれよ…。』


Jリーグチップス兄弟は声を揃えて言った『フィリピーナの命は、絶対に無駄にはしねぇから!』


肛門末吉は言った『巨乳でスケベな家庭教師って実際にはいるはずないよなwww』


釣りバカ金太郎は言った『さぁ行くぞ!日がくれちまうぜ!!』



この時僕らは、仲間内に敵のスパイがいるということに、まだ気付いていなかった…。