皆さま、おはようございます。

 

ここ最近、火災保険の満期更新に追われており、忙しくさせて頂いております💦

 

 

私は、保険会社の研修生だったので、研修期間中の3年2カ月の間に火災保険を多くご契約頂いており、その保険期間は5年、10年だったりするので、毎年ではなく一定の周期で火災保険の満期が集中する年があります。

 

今年がその年な訳です。

 

しかも、5年間の間に火災保険の改定は4回ほど実施されており、保険料は値上がりしている方が大半です。

 

6月満期の更新の対応をしておりますが、9割近くのお客様が値上がりしている印象です。

 

値上げの要因としては、主に以下の2点です。

 

①「度重なる料率改定の影響」

②「物価、建築資材高騰の影響」

この2点です。

 

①「度重なる料率改定の影響」

火災保険の保険料というのは、損害保険料算出機構という所が公表している参考純率という指標を元に算出されます。

この参考純率が引き上げになれば、火災保険の改定が実施され、実質的に保険料は値上げになります。

近年は自然災害が増加している為、頻繁に参考純率が引き上げとなっています。

 

②「物価、建築資材高騰の影響」

物価(建築資材)の高騰も火災保険の保険料に影響します。

建物の保険金額を算出する為に用いられる評価方法として、「新築費単価法」という評価方法があり、建築価格が分からない場合に用いられる評価方法で、多くの契約で用いられています。

計算方法は、延床面積に1平米辺りの単価を掛けて算出しますが、この平米辺りの単価も昔と比べると大きくなっています。

この影響は、延床面積の大きい家に顕著に出ます。

昔ながらの庭付き一戸建ての日本家屋の様なお家だと影響は大きいです。

 

しかも加えて、損害保険会社各社は10月に火災保険の改定を発表しており、1割近くの値上げを発表しています。

 

消費者心理的には、「もう勘弁してくれよ」と言いたい所です。

 

こうした状況を踏まえて、私としては、来年度まで満期到来するお客様に関しては、9月末までに早期更新をご案内していく方針です。

 

このブログを読まれた方で気になる方はお早目にご対応頂くのが宜しいかと思います。

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。