多くの報道機関がいっせいに報道し始めました。

情報に関しては、元幹部の中野さんが言っている事が正確かと思います。

 

今後ですが、最悪の展開として

 

①運輸局の指定工場(民間車検)の取り消し

既に国土交通省が動き始めています。

おそらくですが、国土交通省としては、ビッグモーターで車検を通した車に車検の不正整備があり、それが原因で交通事故が発生したという事になれば、「国土交通省の責任問題になり兼ねない」という懸念があるので早々に動き出したのだと推測されます。

かわいそうなのは、ビッグモーターで真面目に働く整備士だと思います。

 

民間車検の取り消しとなれば、車検整備だけでなく、分解整備が出来なくなるため、整備部門が成り立たなくなりますので、経営に大打撃となるのは間違いありません。

 

②古物商許可証の取り消し

次に可能性があるのは、器物破損罪や詐欺罪として警察が動き出す可能性です。

(ひょっとしたら、既に動いているのかも)

中古車の売買には「古物商許可証」が必須であり、警察が許可証を発行します。

おそらくですが、犯罪歴のある人物、法人には発行しないでしょうから、最悪の場合、古物商許可証の取り消しとなり、そうなると、中古車の売買が出来なくなる可能性があります。

佐藤隆太さんをCMで見かける事がなくなりますね。

 

③保険の取り扱い停止

保険会社というのは保険金詐欺に敏感なはずです。

あまり良い話ではありませんが、レンタカーの水増し請求をしていた同業者は、保険代理店の資格を剝奪されたという事を聞いた事があります。

これだけの不正請求をしていれば、保険の資格停止にも繋がる可能性があると考えるのが普通ですが、保有しているボリュームが膨大なのか、しっぺ返しが怖いのか、今のところ、そうした報道はないようです。

 

やはり「不正」により手にしたお金は一時の潤いとなっても、将来的には我が身を滅ぼす事になると思いますね。