ビッグモーターの一連の不祥事は新聞やネット記事でほぼ毎日目にしています。

 

この不祥事について、私なりに考えてみました。

 

とりあえずビッグモーター内で組織的な不正請求があった事は間違いないでしょう。

 

現状把握出来ている事実として

・報道は、新聞、ネット記事が大半

・ワイドショーやテレビ等のメディアが取り上げていない

・テレビCMは変わらず同じ内容

・ビッグモーターの謝罪文は最低限の内容

・ビッグモーターは非上場会社

・ビッグモーター

・不正は5年以上前から

 

この問題は、かなり闇が深いと思います。

 

ビッグモーターは現場の4人に1人が不正に加担しているとすれば、店舗ごとの所属長は把握していて、経営上層部も認識しているはずです。

 

テレビメディアが報道として大々的に取り上げないのは、CMの関係がある為と推測されます。

テレビ業界というのは、YouTubeの登場によりスポンサー収入を減らしていますから、不祥事として取り上げる事で取引が解消されるのを恐れているのは想像に容易いです。

 

保険会社としても、これだけの不正行為であれば、契約者からのクレームはあったはずであり、不正の事実を認識していたはずです。

推測の域を出ませんが、担当者の引継ぎの際に、公に出来ない情報(不正請求)についても情報の引継ぎはあったと思われます。

 

半沢直樹の「銀翼のイカロス」では、最終的に銀行と政治家の癒着を半澤が暴くというストーリーでしたが、あれは半沢直樹の様なメンタルモンスターでない限り出来ない事です。

普通の社会人であれば、上司に向かって「倍返しだ!」なんて絶対に言えませんから。

 

さて、話を元に戻しますが、こうした不正行為というのは、会社の体質が変わらない限りなくならないと思います。

 

保険会社の担当者だったとしても、仮に不正行為に気付いて、自分の代で不正を明るみにしようとした場合、過去から遡って不正に関わった人物が全員処罰の対象になる可能性があります。

 

そうなると、余程の覚悟がない限り、不正を暴くというのは難しいと考えらます。

 

多分ですけど、精神的に病んでしまった保険会社の担当社員は多かったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

最後にこれも推測ですが、ビッグモーターは日にちが経過し、この問題が人々の記憶から忘れられ「そんな事もあったね~」的な時が来るのを待っているのだと思います。