皆さま、こんにちは!

今日は穏やかで暖かい春らしい一日で過ごしやすいですね。



さて今日は日銀総裁について、お伝えします。

「日本銀行の第32代総裁に元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏が9日就任する。政府と日銀が目指す2%の安定的な物価上昇の実現に加え、任期を8日に終えた前任の黒田東彦氏が10年間続けた異次元の金融緩和を終わらせ、金融政策を正常化させる「出口」戦略が課題となる。」
ヤフーニュース抜粋

ニュースでよく聞く「金融緩和」ですが、具体的には、

①政策金利の引き下げ(ゼロ金利)、

②資金供給量を増やす(日銀が市場の国債を買う)

の2つを行う事です。

景気を下支えする為に前黒田総裁にて行われた緩和路線ですが、その出口が見えない状況になっている事が日本経済の課題です。

金融引き締めの為に、
①政策金利の引き上げ→債券の利回りが下落し、日本国債の評価損が発生。
②資金供給を減らす(日銀が国債を売る)→国債の信用不安が発生。

という悪循環に陥る可能性があり、ずっと出口戦略が見通せない状況にあります。

新総裁の植田氏にはぜひ緩和路線の出口を見出して頂きたいものです。