皆さま、こんばんは。

 

東京海上日動火災保険の自動車保険の新しい特約の「車両全損時普及費用補償特約」について、お伝えしたいと思います。

1月改定の際に新設された特約ですが、お客様のご提案する機会が増えて、ご契約頂く事が増えました。

 

ざっくりと内容を説明すると、

 

自動車の事故により、契約車両が全損となった際に、車両保険のお支払金額を100万円上乗せor車両保険金額の倍額、にする特約です。

 

勿論、保険料がUPする特約ですが、中古車相場が高止まりしている昨今においては、非常に現実的な特約だと思います。

 

特に、軽自動車やコンパクトカーというのは、フロント回りに大きなダメージを受けた際に、高価な交換部品が集中しているため、車両全損となりやすいです。

 

例えばですが、8年落ち前後くらいの軽自動車であれば、車両保険金額は車種にもよりますが、60~80万円くらいってところですので、そんな車が前方不注意で追突事故を起こしてしまったイメージしてもらえたら良いかと思います。

 

経験上ですが、そうした事故においては、「車両保険金額<修理費」となり、車両全損となることが多いです。

そうした場合に、車両保険金額の支払い額が倍額となります。

 

車が廃車となれば、当然次の車が必要になりますので、その時の選択肢(お金)は多いに越したことはないですよね。