次回は、オーディションに向けたダンスの練習について書こうと思っているのですが、その前に、49ers以前の

【私とチアリーダー•ダンスの関係】

について書こうと思います。



高校:チアリーディング
大学2.3年:Dance for the Planet
社会人チーム5年:アメリカンフットボールチーム IBM BigBlue cheerleaders 


この経歴を見て頂ければ分かるかと思いますが、私のダンス経験はとても浅いのです。


初めてちゃんとダンスを勉強したのが、19歳の時、Planetsという、チアダンス業界では知らない人はいないだろうというチアダンスチームです。

その当時、毎年入ってくる30人くらいの中で、唯一ダンス経験が無いのは私だけくらい。

1年半くらい優しくて、面白い同期に恵まれ、精一杯頑張りましたが、世の中には子供の頃からやってきていて、すごいダンサーさんは五万といるという事はそこで痛いほど、知りました。


自分はそんなに才能がない!(あったとしても、他の方々の数百倍練習しなくては追いつけない)とはっきり感じ、私のチアダンス人生は一度、大学3年の就職活動と共に幕を下ろしました。



余談ですが、本当は、家庭科の先生になりたかったのです。

狭き門だったので、とりあえず、人と関わる仕事、と思い、好きだったアパレル関係のショップ店員さんになろうと思いました。


でも、たまたま決まったのが、アパレル商社の内勤。当時Juicy coutureが大好きで、それを始めたくさんのブランドをヨーロッパや、アメリカから輸入していた会社に就職しました。

ほぼ9時~6時OL、土日休み決定で、チアが大人になってもできる事になったのです。


一度は辞めたはずだったチアリーダーですが、運命なのか、今度は高校時代の憧れのコーチがいたIBMのチアリーダーに大学4年生でなることができました。



IBMというチームに出会えた事は、本当に、ラッキーでした。

私はダンスする事よりも、センターで踊り脚光を浴びる事よりも、スポーツの応援が好きだ、人をリードする盛り上げ役が好きだと、そこで、気付きました。


また、21歳で、社会人経験もなく、なんの責任も持った事の無い私に、IBMの先輩方はたくさんの役目も与えて下さいました。


ダンスだけでなく、大人の女性としての立ち振る舞いや、礼儀についてみっちりと学びました。

大学生の時は、かなり面食らった事を覚えています。(笑)

IBMというチームは、私にこれらの事と、そのタイミングにあった責任を与え続けて下さり、自分を5年間モチベートし続けてくれました。


"チアダンサー"としてのモチベーションを保つ事ができなかった私ですが、"チアリーダー"としてのモチベーションは私に新しい世界を見せてくれました。



そこに気付いたからこそ、NFLという道が見えたと思っています。


NFLにきてみて思うのは、プロチームは18歳のteenagerであれ、チームの顔を代表する一人として、服装から仕草、喋り方をチェックされています。

私の様な英語が話せない人間が合格したのは、ポテンシャル採用もあるという事かもしれませんが。



自分はIBMで培ったこの様なスキルを活かして、NFLへ行きたいと考え付いたのです。


そんなこんなで"チアリーダー"と出会ってから、着々とステップアップしてきた結果、今自分はアメリカにいるのだと思います。



とりとめも無い記事になってしまいましたが、何が言いたかったというと、私のダンス経歴は大した事はない、という事です。


とはいえ、たくさんの未来のチアリーダーから、ダンスの練習について聞かれるので、次のブログに書くつもりです。


でも、自分はダンスについて偉そうな事は言えない、という事を念頭に読んで頂きたいと思っています。


そして、チアリーダーとしてアメリカに来たいと思っている誰にでもチャンスはある、という事を感じて頂ければ幸いです。



それでは、次回へ続く。