なーにやってんだろ。
仕事場には、行きたくない病。まるで遅れてきた反抗期みたいね。
そういうときは、お家で好きなことをするに限るわ。
お湯をわかして、いつもの珈琲とは違う、
おいしい珈琲をドリップしちゃったりなんちゃりして。
おいしい珈琲っていうのは、ちょっと値段が高い珈琲のことで、
特別なときのために飲むものなの。
お客さんがきたときに、入れようと思っていたのだけれど、
局、お客さんなんてこないし、
恋人と翌朝に飲むためだと思っていたのだけれど、
恋人なんていないし。
そうか、モヤモヤして気持ち晴れない、こういう日にも、飲んでいいんだな。
だなんて、ペーパードリップしながら、考えたりする。
においが、全然ちがう。
なんて幸せなんだろう。
思わず目を閉じてしまったくらい。
吸い込みすぎて、蒸気でやけどするかと思ったよ。
お部屋のガジュマルの木は、順調に育って、
ウンラベータは、生え変わるために、ほとんど抜け落ちて、
新しく芽吹いてる。
空は曇り。
しっとりしているけれど、そのおかげで、お部屋中に、
珈琲の香りがひろがる。
チョコレート。
チョコレートは、薬だったって、きいたことがある。
失 恋 シ ョ コ ラ ティ エのさえこさんのように、
「ショコラティエさん、ばっくばっく食べられるチョコバーをつくってくださいな。」
だなんて、わがまま言ってみたいな。
私には、それを叶えてくれるショコラティエのお友達なんていないけれど。
ミントのボンボンショコラが食べたい。
それから、マンゴーや、シトラスのボンボンも。
この冬には、スパイスの入ったケーキの、パ ン デ ビ スを買うんだ。
あぁ。高いチョコレートをガツンと買ってみたい。
こういう、もやっとする、抜け出したいときのために、
食べるんだ。おいしい珈琲と一緒に。
自分のことを甘やかしてあげることができるのも、
なぐさめてあげるのことができるのも、
私しかいないんだね。
最近、ようやく、優しくできるようになってきた気がする。
がんばれ、がんばれって、自分のことを奮い立たせていたけれど、
疲れる前に、休もう。って、言ってあげられるようになってきた。
なにがいいとか悪いとか、わからないけれど、
今の自分には、必要なことだと思うんだ。
まあ、休んでいたって、仕事は減らないのだけれどね。
さ。
肩の力抜いて、も少しがんばろうじゃないか。
好きな音楽をききながら、珈琲の香りをかぎながらさ。