今回は、私たち夫婦が就農をするきっかけをつくってくれた
亡父、白畑文武(しらはたふみたけ)についてお話しします。
平成13年8月、父は病魔と闘い63歳で亡くなりました。
でも父が私たちに与えてくれた存在は大きく、今回は
そんな父を皆さんにも知っていただけたらと思います。
父にとって農業は仕事であり趣味であり、幼い頃から
農業以外のことをしている父を見たことがないほど、
朝から晩まで農作業をする父の姿をみて育ちました。
そのため、家族で旅行というものをしたこともなく、唯一
家族で遠出をしたというと、日帰りの海水浴。 
母の手作りおにぎりときゅうりの漬物をみんなで食べて
すごく美味しかったことを今でも思い出します。 ![]()
幼い頃、父にくっついて田んぼによく行っていました。
父が田んぼに肥料をまいたり草刈りをしているとき私は
川に入って雑魚をとったり虫をとったりして遊んでました。![]()
汗をかきながらただひたすら一生懸命に働く父。
愚痴もこぼさず弱音も吐かず、ただひたすら・・・・。
友達のお父さんはサラリーマンでちゃんとお休みがあるのに
うちのお父さんには休みがない。
ある時私は「こんなに大変なのに、なんでお父さんは農業
やってるの?」と聞くと、父は、
「おれには農業しかないからな。」と誇らしげに答えました。![]()
農業をしている時の父は輝いていて、普段は無口な父ですが
農業の話しになると得意げに話してくれました。
なぜ父が重労働で大変な農業に生きがいを持っていたのか、
就農してようやく分かりました。
そこにはたくさんの「ありがとう」があったから。
田んぼを貸してくれる人、お米を買ってくれる人、先輩や仲間、
家族など自分を支えてくれているたくさんの人たちへの感謝
の気持ち、また自分が頑張ったときにいただく「ありがとう」。
そんな信頼関係と農業だからこそ実感できる喜びがそこにはあるから。
私も父同様、農業やめられないです。 ![]()
私たちも今日たくさんの「ありがとう」に支えられています。
本当にありがとうございます。 ![]()
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

