前回の続きをすぐに書くつもりでしたが、仕事の忙しさに、帰宅後すぐに倒れて寝ていました。
卒業式に出席して、そろそろ5日が経過します。
学位記を眺め、記念品の写真をみて卒業を実感しています。
思えば、こっそり出願した慶應通信。家族以外には、誰にも言っていませんでした。
当時、仕事で新しい事務所の立ち上げ中、中心となって皆を引っ張っていました。目標どおり数か月後に立ち上げの目途がつき、1日休みをとりました。
休んで発見したのは、すっかりすり切れて、何も吐き出すもの(アウトプットするもの)がない自分でした。このぽっかり空いたものを埋めるのは、インプットかなと勝手に頭に浮かび、何故か昔学びたいと思っていた経済学でもやろうと決めました。ただ、いきなり独学で始めるのはあまりにも、無理だと分かったので、いろいろ調べ慶應に辿りつきました。すると、12月に説明会を三田キャンパスで行うようなので、気分転換に足を運ぶことにしました。
説明会では、卒業生の方や池田先生の話を聞きました。その帰り道、電車の中で願書を出そうと決め、準備もほとんどしないまま、期限ぎりぎりに出願しました。(通知が来ないので落ちたかなと思いましたが。。。)
入学後、仕事で事務所が立ち上がり軌道にのせるまで、仕事との両立は非常に大変でした。ただ、そのような中でも、慶應通信の学びが気分転換になっていました。そして、ようやく軌道にのって、慶應通信の2年目を頑張ろうと思っていたところで、思わぬ展開がありました。
突然、わが社の重要なセクションへ異動となりました。周りのお祝いの言葉とは裏腹に、心の中で絶望的な気持ちになっていました。「また、休みがとれない。」「家族や友人と過ごせない。」「慶應通信を続けられない。」
ただ、事務所立ち上げプロジェクトが始まり担当となった時、同僚などははずれくじを引いたといって同情してくれました。集められたメンバーも、皆一様に暗く、先の見えない不安を抱えていました。その時、諦めない姿勢を皆に見せていたのは、自分だったと送別会の席で皆にいわれました。
そして、その時の自分が、落ち込む自分に、
「やってみたら」と、いっているように聞こえました。
また、ブログの存在も大きかったです。ブログをとおして、皆さんが前を向いている姿勢に後押しされて、2年目を歩みはじめ、さらに継続する上で支えになりました。
やがて、ストレスが非常に溜まる職場の中で何とか時間を見つけて、単位を積み重ね卒業にたどり着きました。
現在では、職場で中核の仕事を担うようになるところまできました。
学位授与の際、奈良先生が優先順位のお話をされていました。この慶應通信では、知識はもちろんですが、この優先順位の考え方がしっかり身についたと思います。
今後ですが、家族と過ごす時間を増やしていきたいと思います。残念ながら、慶應通信を再入学することはありませんが、慶應通信で学ばれている皆さんを塾員としてどこかで応援しています。
このブログを最後まで、お読みいただき本当にありがとうございました。
フォローいただきましたブロガーの皆様、感謝いたします。3年間、ひと月も休まず書き続けてこれたのも、皆様のおかげです。
そして、いつも支えてくれている家族へ。ありがとう。
ではでは、最後もいつものセリフで。よしなに。よしなに。
-おわり-