■今号のスゴい★PR事例■
「Amazon/アマゾン」がリアル店舗に?
NYでの出店報道&サンフランシスコの
ポップアップストアは10月22日にオープン決定!?
|スゴい★PR《世界のマーケティング最新事例》
NYでの出店報道&サンフランシスコの
ポップアップストアは10月22日にオープン決定!?
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読者の皆様、こんにちは。
オンライン通販でおなじみの「Amaszon/アマゾン」が、ついにリアル店舗を
オープンする!!?、というニュースが、先週(10月9日)アメリカの消費者を
賑わせました。
Picture:Screenshot of NY Daily News
このニュースは、「Wall Street Journal」が報じたもので、瞬く間に世界
各国でニュースとなりましたが、実際にはまだアマゾン側はこの報道に
対して肯定も否定もしておらず、正式にコメントを出していません。
ちなみに、出店地として報道されたのは、ニューヨークの西34番街の7番地。
エンパイアー・ステート・ビルディングの真向かいで、小売大手の「Macy's/
メイシーズ」の旗艦店であるヘラルドスクエア店から数ブロックという立地。
Picture:Screenshot of Wall Street Journal
Picture:Screenshot of Real Deal.com
高級店が立ち並ぶというよりは、少し雑然とした雰囲気が漂ってくるエリア
ですが、人の往来は多く、好立地と言えそうです。
報道では、この店舗は「mini-Warehouse/小規模の倉庫型店舗」となる見通しで、
NYエリアへの、注文同日配送の拠点となるほか、ネットで注文した商品の受け
取りや商品の返品などを取り扱うのだそう。
またアマゾンは、「Kindle/キンドル」やタブレット(キンドル・ファイア)、
スマートフォン(ファイアフォン)などをはじめとする自社の電子機器を
展示販売する店舗としても想定してるのだとか。
専門家によれば、この出店によって、アマゾンの自社製品の認知がより高まり、
販売が拡大するほか、同社がアメリカ12都市で展開している注文同日配送
をより後押しし、実店舗型の競合他社とのバトルがより加速すると
予測されています。
また、NYを訪れる世界各国の旅行者にとっても、この実店舗の出店はとても
魅力的なものとなるのではないかとされています。
しかしながら、この一連のNYへのリアル店舗開店報道は、アマゾン側は正式に
発表を出していないのが現時点の実情です。
とは言え、2013年10月からアメリカでいくつかのポップアップ店舗(期間限定
で出現する仮店舗)を展開してきたアマゾン。
今年の7月には中国の上海にもキンドルのポップアップ店舗が出現するなど、
リアル店舗展開の噂は数多く聞こえてきました。
Picture:Screenshot of The Digital Reader
Picture:Screenshot of The Digital Reader
そして、NYでの倉庫型店舗出店の報道の他に、その流れを汲んだポップアップ店舗が
カリフォルニア州のサンフランシスコ、サクラメントに出現するというニュースも
今週にかけてメディアを賑わせています。
こちらの開店情報はアマゾンも認めているもので、サンフランシスコの店舗は、
ダウンタウンにある「Westfield San Francisco Centre」というショッピング
モールにキオスクの形で、10月22日の水曜日にオープンするのだそうです。
アメリカでは、今年の「Black Friday/ブラックフライデー」は11月28日。
(ブラックフライデーは、サンクスギビングデー(感謝祭)の翌日の金曜日
で、アメリカではクリスマス・年末年始のホリデー時期に向けたショッピング
シーズンの幕開けで、各小売店がこぞって目玉セールを実施する日。)
この時期に向けて、アマゾンの実店舗展開がより真実味と真剣さを増して
きているのは間違いがないようです。
※ニュースソース
※USA Today
※C-NET
※NY Magazine
※Yahoo Finance
※The Digital Reader
■編集後記■
読者の皆様、こんにちは。スゴい★PR編集担当の秦泉寺 明佳です。
10月も中旬となり、秋が一層深まってきましたね。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋・・・・。
私は、ヤードワークの秋を満喫しています。
とりわけこの1週間余りは、庭仕事や大工仕事に日々励んでおりました。
というのもここ数年の懸案事項だった、自宅周りのフェンス(柵)を
設置するためだったのですが、フェンスの支柱を設置し、フェンス
ボードを設置するのも全て0から。
1000枚に近いフェンスボードを、電動ドリルを使いながら固定していく
作業は、さすがに身体の各所に疲労感を呼び起こしました。
無駄に敷地が広いのも考え物です・・・。
こうした大工作業や庭仕事は、日本にいた頃にはほとんどしておらず、
考えてみると、子どものころに実家の飼い犬の小屋を作ったり、ちょっと
した家の周囲の手入れを手伝ったりして以来のこと。
とは言え、子どもの頃のそうした経験もあってか、今でも意外に庭仕事や
大工仕事を楽しんでやれてしまいます。
仕事柄、パソコンと対面している時間がほどんとですが、こうして体を
使って作業をするのもまた良いものですね。
※にっぽんの熱いマーケターの連載コラム、アメリカの旬なマーケティング
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『にっぽんのマーケター』
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