親が干渉支配され続けた子どもが精神科に来る可能性は近年極めて高い。思春期は、子どもが親から心理的自立を成し遂げる大事な時期なのに、こんな当たり前のことすら知らずに親をやってる者がいるから空いた口が塞がらない。子離れしないと子どもの精神の具合が悪くなるばかりか、社会に迷惑がかかるんだよ。犯罪という形でね。親の干渉支配は子どもの健全な精神の成長発達を阻害し、社会性を大きく損なう。

干渉支配は、親自身の不安マネジメント不足。自分の不安処理が下手くそな親が不安に振り回され自制できず、子どもを自分の思い通りに動かそうとしてギャンギャンわめき散らす。そんな親がどうなろうと知ったことではないが、子どもが不幸だ。そういう子どもは、不安処理がもっと下手くそなオトナになる。親よりもっと悲惨な状況になってしまうのだ。恋愛相手に依存し、薬に依存し、自分を徹底的に傷つける。そういう生き方しかできなくなる。