うっかりADHDと診断されると何が不幸かといえば、薬で治らなければ、他に治療法はないと言われ「終了」となるから。そもそも、しつけ不足による落ち着きのなさや集中力の無さに薬が効かないのは当然なのだが、そういうものまでADHDと診断されてしまっていることを一般人は知らない。なのに、薬が効かないと、薬が効かないADHDもありますから。とサラッと言われ治療終了。親は、子どもの落ち着きのなさは病気だと信じているので、我が身を正そうとせず、躾をやり直そうとか、ちゃんと教育しようという気持ちには全くならず、ずっと病気のせいにし続け、子どもは本来受けるべき「しつけ」や教育を延々受けられないまま生き続けることになる。すると当然、「しつけ」を受けなかったことによる次なる症状が次々現れ、しかし薬が効かないわけだから、ずっと苦しみ続ける人生が待っている。これを地獄と言わず他に何を地獄と言うのだろうか。

知らない人がいるからはっきり言っておくが、犬が散歩ができるようになるには、幼少期のしつけが欠かせない。しつけをされなかった犬は一生散歩に出かけることが出来ず、運動不足で狂うか、飼い主の虐待で死んでしまう。このことは一般人でも知っておかねばならない。