目先の損得に左右され、長期的にものごとを考えることのできない者は損をする。これは投資の世界の定石だが、男女の出会いでも全く同じことが言える。目先の淋しさに耐えかね、テキトーな男で手を打ったりするからのちにひどい目に遭うのである。

コロナウイルスパンデミックで人のライフスタイルはがらっと変わったが、女の男に対する考え方も劇的に変化した。港区女子に代表される新しいトレンドが勢いを増している。

貢ぎすぎる女医はお金はあるので、港区女子とは違う思考法で男女関係を考えている。出来合いの商品を仕方なく買うのでなく、材料(素材)だけを吟味し、あとは自分で育てる、という考え方だ。この方法は時間こそかかるが、自分の理想の男と付き合い結婚するに最も確実な方法である。貢ぎすぎる女医は出会の最初のステージにおける最重要項目に男の顔を挙げている。とにかく顔が大事。顔さえ基準を満たしていれば他の項目はいくらでも変更可能だからだ。いわゆる「中身」とて変更可能だ。

顔も体も中身も経済力も、、と全部の条件を満たす男を探そうとすると難航する男探しも、顔だけおさえておいて、他の要素は後から自分の好きなように変えるとしておけば、そう難しいことではなくなる。変数を減らせば解を出しやすくなるというのは中学数学の基本である。