『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳 -37ページ目

『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

Excelの関数や機能をマスターするだけでは意味がない!じゃああとは何が必要なのか…22万部のベストセラーであり日本で一番売れているExcelの本、『たった一日で即戦力になるExcelの教科書』の著者、吉田拳の執筆原稿の下書き帳です。

Excelの「重複の削除」は使っていいのかどうか


例えば自社の顧客名簿において、同じ人を二重登録していないか…つまり重複データがないかをチェックし、あったら重複を削除するという作業が必要な場合。


Excelには、こうしたケースに備えてExcel2007以降から「重複の削除」という機能が用意されました。


この機能は市販の解説書や雑誌記事にも頻繁に紹介されています。


しかし、弊社のセミナーや本では、この機能は「使ってはいけない」と教えています。


なぜか。


今まで何度も、この機能が「重複していないデータまで余計に削除してしまう」というバグ現象を確認しているからです。


私たちは数多くの企業の作業現場に入り込んでいってExcelに関する相談を受け付けています。


だから現場で何が起きているかを知ることができ、こういうバグが発生するケースにも立ち会うことができてきたのです。


ここが机上でExcelの研究ばかりをしている評論家たちとの決定的な違いです。


こうした経験から、この「重複の削除」は使うべきではない、という立場を取っています。


一方、「いや大丈夫だ」という意見から、この機能を相変わらず紹介する方々もいらっしゃいます。


このように両論を目にした場合、みなさんはどう判断したらよいのでしょうか。


答えは、「自分で責任を取れないリスクは取るべきではない。」


ということになります。


事実、この「重複の削除」機能のバグは実際に起きるのは確かなのです。


それなのに、それでも使い続けることに合理的な理由はありません。


「たまになら余計にデータが削除されてもいいよ。」


そんな判断は仕事において許されるわけがありません。


データの重複をなくす作業は、COUNTIF関数とオートフィルタ機能によって重複しているデータを抽出して削除するという、確実な方法があるのです。


その手間を惜しんで、正確に動作するかどうかもわからない機能を教えるのは、一言で言えば「無責任」です。


自分が自信持って取り得る最も確実な方法。


常にそれを選択する意識を持つようにしてください。


以上、株式会社すごい改善からの大切なお願いでした。


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 SUM関数は業務での使用頻度の高い関数の一つ。連続したセル範囲の合計を出す場合、オートSUMのショートカットが便利です。

オートSUMのショートカット
 [Alt]+[Shift]+[=]

 複数のセルを選んでおけば、[Alt]+[Shift]+[=]1回で一気にオートSUMを入れられます。


1.合計を入れたいセル範囲(B9:D9)を選択する

057-1


2.[Alt]+[Shift]+[=]を押すと、一気に3セルに合計が入る

057-2

 ショートカットがうまく作動しないときは、セルが編集状態になっていないか、確認してください。
[ESC]を押してセルの編集状態を解除することで解決します。






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 大量のセルを足し算したいとき、何度も「+」を入力するのは非効率。そこでSUM関数を使います。
 B列、C列、D列の合計を出すには、
B9セルに「=SUM(B2:B8)」と入力し、D9セルまでドラッグコピー


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 ただし、ビジネスの場で本当に必要とされる数字は、単なる合計金額ではありません。合計金額が何件の売上によって成り立っているのか、どんな数字の内訳なのか、つまり数字を成り立たせる背景です。


「060 件数カウントのスピードアップ関数~ COUNTA関数」「062 条件付き集計のスピードアップ関数~SUMIF関数」 で得られる数値を意識することで、ビジネススキルを高めましょう。






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