096 1クリックで作業を終えるボタンの作り方 | 『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』著者・吉田拳の原稿執筆下書き帳

Excelの関数や機能をマスターするだけでは意味がない!じゃああとは何が必要なのか…22万部のベストセラーであり日本で一番売れているExcelの本、『たった一日で即戦力になるExcelの教科書』の著者、吉田拳の執筆原稿の下書き帳です。


 マクロを書いたファイルを実行するときに、自分だけが使う場合や単発で発生する業務であれば、VBEを立ち上げて[F5]で実行する方法で問題ありません。 しかし、Excelスキルが異なるメンバー間で共有する場合、ルーティンで運用する場合には適切ではありません。シート上にボタンを設け、クリックすることでマクロを実行できるように作っておくと便利です。

 1.「開発」タブ→「挿入」→「ボタン」をクリックする


図117-1 096


 2 . シート上にボタンを書くと「マクロの登録」ウィンドウが立ち上がるので、登録したいマクロ名を選んで「OK」をクリック


図117-2 096


 3 . ボタンの名前(通常は「ボタン1」などとなっている)をわかりやすい名前に変更する



図117-3 096


 チームでマクロファイルを運用する場合には、ファイル立ち上げ時に「コンテンツの有効化」をクリックすることも共有しておきましょう。(「095 事前の設定でマクロを効率的に使いこなす」を参照)








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