「できる」を導く、ちょっと裏技 | 夜明けまで、あと少し

夜明けまで、あと少し

日々思うことを不定期に綴る備忘録。

現在の我がクラス。
多くの教科担任の先生方に
「ベル席完璧」「挨拶がいい」「教え合いできる」「意欲高い」…と
身に余るお褒めの言葉を頂いております。

まぁ、ゆーても人間ですから、
いつ崩れるかわかりません。
だから、秘訣を偉そうに語るのも
リアルでははばかられます。

が!
ブログだし、身バレはないと信じて…
そういう指導に困っている先生方や親御さんのヒントになれば…
と、書いちゃいます💦

秘訣その1
「ルールは失敗の前に一緒に決める」

入学当初に高校生の1日をみんなでシミュレーション。
どのタイミングでどう行動したらカッコいいかな?って、
考えてもらいながら、確認。

一度失敗してからのルール決めは、結局説教と押しつけになっちゃう気がして、ね。

秘訣その2
「できたらどんないいことがあるかも共有」

ベル席&気持ちがいい挨拶ができたら、先生方も気持ちよく話してくれるよ。
雑談やこぼれ話、テストのヒントも聞けるかも❣️とか。
人に教えると自分の知識が整理できるよ。
なんとなく解けてたものが、確実な理解になるチャンス❣️
とか。
知識が増えると、考えの幅が広がるよ。
人気のあの漫画の用語だって実は古典常識。
意味がわかると、もっと深い話かもよ❣️
とか。

秘訣その3
「一回できたらすかさず褒めて、感謝」

それもちょっとオーバーに。
「褒めてくれてる人がいて、センセもハナタカだぁ。ありがと❣️」的な。

素直なお子たちなので、これで8割の子はできちゃう。

ただ、そこは高校生。
すでに「そんなのカンケーネー」モードで
小中学校をクリアしてきちゃった子は…
正直なかなかできない。

そんな時は奥の手。

「できてる子に助けてもらう」

秘訣その2の応用編です。
トモダチの立場からすかさず一言、声かけをお願いします。
声かけの結果、やっぱりできなかった時は、
できない子を叱る前に声かけした子に「ありがとう」。
その上で、できなかった子には「トモダチのあったかい気持ちには応えようぜ✨」という声かけ。
これで残りの1割の子は変わってきます。

それでも難しい1割の子には、満を辞して担任説教‼️の、予定ですが…
今のところそこまでやさぐれではおらんようで、
少しずつでも変わってきますので、
まぐれでできたときに「それそれ!いいね👍」と絶賛する作戦を励行中であります。