わたし。

百人一首

得意です。


中学一年生の時。

担任の女性教諭が、

朝のホームルームの時間を使って、

生徒に百人一首を

仕込み始めた。

毎日一句を

担任が黒板に書き、

それを生徒は

ノートに書き写す。

次に、

担任が詠み上げ

生徒がそれに習って詠む。

その繰り返しを、

半年以上。

最後は、

教室で、

百人一首大会

を、やった。

卒業式の日。

担任と生徒は

嗚咽を漏らしながら

惜別の時を迎えた。


という、

不思議な経歴を持つ

わたし。

この経歴を持つ人は、

あの時のクラスメート全員。

約43名。

あの儀式が

始まった時から

終わる時まで

誰も

文句を言わなかった。

もちろん、

保護者も異論はなさそうだった。


あの頃の教育は、

担任の思想が主軸になっていた。

学校方針より担任方針

教師もやりがいがあっただろう。

すごく良い時代だ。


活字中毒(katsuji-junkie)わたぼうでした!


放課後はマックによく行ったな。
中学生だったけど。

では

また来る日まで

ばいばーい✋照れ飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート



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