ユニフォームに着替えると、貴子は速やかにサロンに入った。サロンでは、既に高塚がいてコーヒー豆を挽いていた。

「おはようございます⤴️」貴子は、ちょっとだ語尾を上げて挨拶をした。ところ…。高塚は貴子に顔を向け軽く頷くだけだった。

えーっっ!!ウッソでしょー!マジくそ感じ悪ーい!!だって、さっきはさー。さっきまではさー!あんなにくっそくだけてたじゃーん!!貴子は高塚のスカした態度に驚愕し心の中で全力で叫ぶのだった。

 「貴ちゃん。今日はいつもと雰囲気が違うわね」売場に戻った貴子に、ハツエさんがそう言ってき?た。

「そっそうですかっ💦」貴子は何かを隠すような表情で返答した。

「ねぇ。貴ちゃんは好きな人いるの?」ハツエさんがいきなり突っ込んできた。と、ほぼ同時に須田が出勤してきた。

「おはようございます。すみません遅くなりました」須田は、この上なく暗かった。これが普通の須田だった。中田パティシエの前でだけ、豹変するのだ。どっちが本当の須田なのか貴子には分からなかった。

「よっよっよー。ガトーちゃんのおでましだよー」と、これもほぼ同時。中田パティシエの登場。8時きっかりの登場は珍しかった。

しかし…なんだろ。高塚といい、中田パティシエといい。なんだろ。みんないつもどおりじゃん!!貴子はまたもや心の中で叫んだ。

私だけじゃん。なんか、変に浮かれて挙動不審になってるの!貴子の心中はごちゃごちゃになっていた。

「今度の日曜、空いてるか?」中田パティシエはガトーの入ったバットをショーケースの上に置き、去り際に貴子の耳元で、そう囁いた。

なんだよ。なんだよ。ちょっとなんなんだよ。

貴子は自分がおかれている状況に混乱しまくり、しばしフリーズした。

…続く…


こんばんは!

活字中毒(katsuji-junkie)わたぼうです!

先ずは。いいね。すごくいいね。高塚君の登場すっごくいいねー。個人的には、こっちの展開の方が気になるんだけど。主人公は貴子だからね。貴子と、すごい人との展開に視点をおかなきゃね。

今回は、わたぼうも貴子同様で、わけわかんないね。でもこういう場面って一度はあるよね、人生の中に。口笛なんか自分だけが後ろめたくなっていて、なんか拍子抜けしていたところに、まさかの展開!貴子はフリーズしちゃったけど。この後絶対、普通じゃないことが起こるのよ!それは貴子が起こすのよ!絶対に!


わたぼうは出先で緊張すると。
ファストフード店に入るのよ。
で、アイスコーヒーとスナック類をたのんじゃうのよね泣き笑い


では。
また来日まで。
バイバイ~飛び出すハート